あなたは、体が柔らかい人ですか?
それとも、硬い人ですか?
体の柔軟性には個人差があり、体が柔らかい人もいれば、とても硬い人もいて、それぞれ自分である程度は自覚をしていると思います。
体が硬い人は、もともと硬いから仕方がない!体を柔らかくするのは無理!などと、自分の体は硬いものだと決めつけてしまっているケースが非常に多いように思います。
しかし、体の柔軟性は、努力次第でほとんどの人が手に入れることのできるものです。
大人になってからでも、柔軟性を高めることは十分可能です。
よく、加齢とともに体が硬くなることを嘆く人がいます。
歳だから、体が硬いのは仕方がない…本当にそうでしょうか?
実際には、高齢でも、体がとても柔らかい人はいます。
実は体が硬くなる本当の原因は、加齢よりも、運動不足やストレッチ不足など、体を動かす機会が失われることにあります。
人間の体は、使わない筋力や体の機能は、年齢に関係なくどんどん退化していく仕組みが基本です。
例えば、足を骨折して何カ月もギプスをつけて生活すると、20代くらいの若い人でも、筋力が衰えて足が細くなったり、歩くことすら最初はおぼつかなくなることもあります。
逆に、70代の高齢のボディビルの方がいるように、筋肉は使ったり鍛えたりすることで、何歳でも成長させることができるのです。
これは筋肉の例ですが、体の柔軟性でも同じことが言えます。
年齢や性別に関係なく、毎日体をよく動かし、ストレッチなどの習慣を身に付けていれば、何歳になっても体が柔らかい状態を保つことができるのです。
体が硬い!と言っている人の中に、毎日ストレッチを続けている人はどれくらいいるでしょうか。
自分は体が硬いと勝手に決めつけて、柔軟性を向上させることを諦めているだけです。
体が柔らかくなると、
・基礎代謝が上がる
・血流が良くなる
・疲労回復効果が高まる
・姿勢が良くなる
・ケガの予防
・若々しさを保てる
など、様々なメリットが期待できます。
やはり、体は硬いよりも柔らかい方が、体にとって良いことがたくさん起こり得るのです。
体が硬いのは仕方のないことだと諦めずに、ぜひ、いくつになっても柔軟性のある体を目指しましょう。
次回、体が硬い人手もできる、柔軟性アップにつながるストレッチを紹介していきます。