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仕事が忙しくて腰が痛い。痛み止めで本当に治る?‐足立区綾瀬

 

朝起きた瞬間から腰が痛くて痛み止めを飲む。

座りっぱなしで仕事してると動き出しに腰が痛い。

休みの日に出掛けるのに腰が心配だから痛み止め。


寒くなると腰痛が起こりやすくなります。

その都度、痛み止めを飲まないとツラくなって

しまう腰痛にお困りではありませんか?

最初のころは腰痛が酷いときに朝1錠飲んで

いたのが忙しくなるとお昼頃にも1錠飲まない

と腰が痛い。仕事が終わって家に帰ってからも

腰痛が残っているから寝る前にも1錠飲む…。

実際にこんな患者さんがいらっしゃっていました。

ここで質問です。

痛み止めを飲むと痛みを感じなくなりますが

腰痛が治っていると思いますか?

答えはNOです。

上記のように朝飲んだ薬の効能が昼頃に切れると

痛みが再発してしまうということは薬の効果で

痛みを一時的に止めているということになります。

それどころが痛み止めを飲み続けることで起こる

2つのデメリットを紹介します。


痛みは身体からのSOS

生き物には痛みを感じる機能が備わっています。

なぜ痛みを感じるのかというと身体にどこか

以上がありそこを気づかせるためにあるんです。

ということは腰痛がある人は腰が痛くなる原因

がどこかにあってそれを身体から教えてくれて

いる状態なんです。

それを薬の効果で痛みを無くしてしまうと

痛みを忘れていつも通りに動いてしまいます

腰痛の原因が改善しないままいつも通り動けば

必然的に腰へのダメージは増えていきます。

腰痛が治っていると思っているとどんどん

悪化してしまい最終的に薬では痛みを抑え

られなくなってしまうので痛み止めの使用に

関しては注意が必要です。


痛み止めに対して慣れてしまう

最初は1日1錠しか飲んでなかった痛み止め。

いつの間にか1日2錠、3錠と量が増えていき

これ以上飲めない状況になっている方もいます。

私たちの身体は薬に慣れてきます。

慣れてくると回数を増やしたりより強い薬を

求めるようになってしまいます。

最終的に飲む痛み止めでは効かなくなってしまい

注射などのより強い効能の痛み止めじゃないと

効かなくなってしまいます。

他にも強い薬は胃に負担がかかってしまうので

胃潰瘍や胃痛も出現しやすくなってしまいます

腰痛を止めるための痛み止めで他の病気になって

しまわないようお気を付けください。


このように普段感じている腰痛を痛み止めで

抑え込んでいるといづれ薬も効かない腰痛

まで発展してしまいます。

もしくは本当に手術が必要な痛みでも痛みが

誤魔化されてしまい取り返しのつかない事態

なってしまうこともあります。

痛み止め自体は必要時もあります。

しかし痛み止めを飲んで腰痛が治っていると

思わず何か原因があるのかどうか気にかけて

あげてください。

半年以上整形外科・整骨院に通っていても

改善しない腰痛・ひざ痛は一度ご相談ください。