足の裏が痛くて3キロ以上走れない
仕事で歩くのに足の裏が痛くて辛い
整形外科で足底筋膜炎と言われたが治らない
人間にとって歩く行為は日常では切り離せない
動作になるのにそれが痛い…。
本当に困りますよね。
多くの患者さんが足底筋膜炎と言われて長く
痛みに苦しめられているのをたくさん見てきました。
単純に足の裏が痛いと言っても場所や痛みの強さ
など人によって様々です。
今日は
- 足底筋膜炎って言われたけど一体なんなの?
- 何が原因でそうなってしまうの?
- 足底筋膜炎はどうやって治すの?
この3つについて解説していきたいと思います。
足底筋膜炎って一体なんなの?
足底=足の裏
筋膜=筋肉の繊維が連なる膜
炎=炎症、痛みや熱を持ってしまう
このように分解するとわかりやすいかと思います。
そして足の裏の痛みが出現すれば歩く時に痛い
のはもちろんですが特徴的なのは
朝起きてから1歩目が激痛
急に動き出すと足の裏に痛み
ちょっと良くなったけど走る痛い
などの痛みが顕著に出現します。
放っておくと骨棘と呼ばれるトゲ状のものが
出来てしまい歩くたびに激痛が出る場合もあります。
ここまで悪化してしまうと手術をしなくては
いけないケースもありますので注意が必要です。
何が原因でそうなってしまうの?
ランニングやジャンプによる足の裏に連続的に
負荷がかかり、足底筋膜が炎症を起こすことで
痛みが出現してしまいます。
運動をしていない方でも
足底筋膜が弱くなること
硬い地面を歩くことが多い
アーチ(土踏まず)の減少
靴やインソールの状態が悪い
上記の要因がいくつか挙げられます。
最初は痛みまでいかなくてもなんとなく
動き出しに足の裏に違和感が生じていて、
放っておいたら歩くのまで困難になることが
多くあります。
痛みが出ていない状態の時から今のご自身の
身体の状態を把握しておくことが大切です。
足底筋膜炎はどうやって治すの?
使いすぎの場合は基本的に休めることが大切です。
過去に患者さんで毎日10キロ走っていて痛みが
出ていましたが走ることをやめられない、と言って
痛みが長引いたか方がいました。
動かし過ぎが原因であればまずは休む。
そして痛みの原因は確かに足底筋膜にありますが
そこだけが全てではありません。
足全体(太ももの前後、内外、ふくらはぎ、スネなど)
の筋肉や神経の状態まで診てあげないと改善が
難しいのも特徴的です。
ご自身でやる場合は特に
ひざの裏からふくらはぎ。
足の指と指の間をよく動かす。
ご自身でこれをやるだけでも効果が
ありますのでやってみてください!
なんとなくご理解いただけましたが?
文章で見るとなんとなくわかりにくいですが
私の実感として食生活や普段の身体のケアも
大きく作用していると思います。
正しい靴やインソールを装着するだけで足の
裏や足の状態が改善して、あなたの身体全体を
にまでいい影響を及ぼしますので自身の身体に少し
耳を傾けてみてあげてくださいね。