自律神経の乱れですね…。このような事を病院で言われたことがある
患者さんが当院にはたくさんいらっしゃっています。
症状は人それぞれですが割と特徴的な症状を訴える方もいます。
自身の症状をパソコンで調べて自分が自律神経の乱れで体調不良に
なっているのではないかと判断される方もいますが病院に行こうが
自身で調べようがあまり変わらない方が多いのも特徴的です。
(病院での診察が意味が無いと言っているわけではなく当院に来ている
患者さんの多くは病院で変化が得られなかったという個人的な感想です)
その中でも特徴的な症状をお話しされる方がいたので今回は来院されている患者さんで特に多い3つの症状についてお話ししていきたいと思います。
1,頭痛・肩こり
自律神経だから頭痛が出ているのか、頭痛が出ているから自律神経が乱れるのか。
正直どちらともいえると思います。自律神経が身体にどのような影響をもっているかは
前にも書いたので割愛しますが身体の様々な機能をつかさどっています。
その中に血管を広げたり縮めたりする作用があり、首の血管が広がらないと頭痛が
起こるケースもありますし、純粋に肩の筋肉が疲れても頭痛の原因になりますので
いずれにしても出現すると厄介な症状の1つですね。
2,呼吸が浅くなる
呼吸は身体に酸素を取り込むための必要不可欠な機能です。しかし自律神経の
乱れが生じると呼吸が浅くなる、回数が増える、酷いと無意識に呼吸が止まって
いるという方もいらっしゃいます。この症状が出る事によってまた様々な症状が
出現しやすくなるので要注意です。
3,胃腸の働きが悪くなる
呼吸器や胃腸は自律神経が支配しているので動きを促進するのも抑制するのも
自律神経の働き一つなんです。そしてリラックスしている時にこれらは良く動きだす
ので気持ちが昂り過ぎていると胃腸の働きが悪くなり胸やけ、消化不良、胃痛
便秘など症状は多岐にわたります。
このような症状が出現したからと言ってすべてが自律神経の乱れのせいとは
言い切れません。一つの原因として考えられるのでどこか一か所を改善すれば
自律神経が改善するわけではありませんので身体(頭、筋肉、関節、内臓、栄養)
全体を診てくれる整体やクリニックに出会えるといいと思います。
もしどこに行っても改善しない場合は一度ご相談ください。