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食事は、毎日無意識に行っている行為です。そのため、気付かないうちに早食いをしているという方もいるでしょう。特に仕事や家事、勉強、育児などに忙しくなると、できるだけ早く食べてゆっくりとしたいと考える人もいます。しかし、早食いにはさまざまなリスクがつきものです。そこで今日は、早食いのリスクについて見ていきましょう。
【早食いのリスク】
抵抗力が弱まる
早食いの方は、通常の方よりも噛む回数が減ってしまいます。そのことによって、唾液の分泌量は大きく減ってしまうのです。しかし、唾液には殺菌作用があるため、唾液量が減ってしまうと細菌やウイルスが体内に入りやすくなってしまうのです。
肥満のリスクが高まる
早食いをすると、脳の満腹中枢が刺激される前に食事を食べ終わってしまいます。そのため、気付かないうちにたくさんの量を食べてしまうのです。そのことによって、太りやすい状態になります。肥満はさまざまな病気のリスクがあるため、肥満は避けた方がよいでしょう。
心筋梗塞や脳卒中のリスクが上がる
短時間で食事を行ってしまうと、血糖値が急激に上昇してしまいます。そのような状態が続くと、血管に対する負荷が大きくなってしまうのです。そのため、その状態が長く続くと、心筋梗塞や脳卒中になってしまうことも考えられるでしょう。
糖尿病
早食いによって血中の糖の濃度が一気に上昇してしまうと、高血糖の状態が長くなってしまいます。そのような状態によって、糖尿病のリスクが高くなるのです。糖尿病になると、食事制限も厳しくなるので、注意しておいた方がよいでしょう。
いかがでしたか?普段無意識に行っている早食いには、こんなにもたくさんの病気のリスクが潜んでいます。食事は毎日何度も行うことなので、注意しておいた方がよいでしょう。意識的に咀嚼回数を増やすことによって、健康的な状態を作ることができます。