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脳卒中の発生には天気が関係している?天気予報を見てリスクを減らそう

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脳卒中は夏に比べて、冬に発生率が高くなることが言われています。急に発症してしまう病気なので、対策ができないと考えている方も多いと思いますが、最近の研究で脳卒中の発生には天気が関係しているという理論が発表されています。そのため、天気予報を見て対策を行うことによって、脳卒中のリスクを大幅に減らすことが可能なのです。そこで今日は、脳卒中のリスクと天気の関係性について見ていきましょう。

 

【脳卒中と天気の関係性】

当日の気温や気圧は関係ない

脳卒中が発生するのは、寒い日だというイメージを持っている方も多いと思いますが、実は当日の天気はあまり関係ないことが分かっています。具体的にいうと、気温や気圧が脳卒中の発生に関係があるのですが、影響しているのは発症する7日前のこととなっています。

 

急な気温変動に注意

最も脳卒中の発生リスクが上がるのは、気温が急に変動した時です。研究の中では、前日との気温差について比較されており、前日よりも気温が下がっている日は発生率が1.19倍となり、気温が上昇した場合は1.16倍になっています。気温が下がっている時だけではなく、上昇した時にも発生率が高まることに注意が必要でしょう。

 

気圧の変化にも注意

脳卒中の発生リスクを高めるのは、気温だけではなありません。気圧が高くなると、血圧も上がる傾向があるので、急激な変動を見せている時には注意が必要です。実際に気圧が高くなることによって、脳卒中の発生リスクは1.31倍にまで上がっています。

 

天気や気温、気圧の変動によって、脳卒中の発生リスクは大きく変わることが分かります。冬は日常の中に脳卒中のリスクがたくさんあるため、普段からこまめに天気予報を見て必要な対策を行っておくことが重要でしょう。年配の方だけではなく、若者も発症する可能性があるため、気を付けておく必要があります。