足立区綾瀬駅から徒歩5分
痛み止め、湿布で改善しない
腰痛・膝痛を完全予約制で改善できる
冬になると日が落ちるのが早くなり、日照時間が短くなります。ただ「暗くなるのが早くなったな」と感じているだけの方もいると思いますが、実は日照時間と体と心の健康は関係していると言われています。
日照時間が短くなることによって生じるのは、ビタミンDとセロトニンの不足です。
ビタミンDとは小腸や腎臓でカリウムの吸収を促進する働きと血液中のカルシウム濃度を保って丈夫な骨を作る働きのある成分です。もちろん食事やサプリメントで摂取することもできますが、日光を浴びることによって体内で作られることも知られています。
冬になったからといって大きく食事を変える人は少ないでしょう。そのため、日照時間が短くなって体内のビタミンDの量が減ってしまうのにも関わらず、食事のバランスが変わらなければビタミンDの量は不足しています。
そのため、ビタミンDの量が足りていないとカルシウム不足が続いて骨がもろくなり、骨折しやすい状態となったり、骨粗鬆症になってしまうことも考えられます。
また、日照時間の短さはセロトニン不足もまねきます。セロトニンとは、「幸福ホルモン」とよばれることもあり、人間の精神面に大きな影響を与えるホルモンと言われています。セロトニンは日光に当たることで分泌される成分で、不足してしまうと気分が落ち込んで怒りっぽくなってしまったり、さまざまな物事への意欲が低下してしまいます。このようなセロトニンの低下による症状が悪化すると、うつ病や不眠症といった精神疾患を発症してしまうリスクもあります。冬季うつ病の要因になってしまうこともありますので、注意しておきましょう。
冬の日照時間の短さはどうしても変えることができませんが、それによって減少するビタミンDやセロトニンを分泌させることを行うことによって、より健康な状態を保つことができます。冬は特に食事の栄養素を意識して献立を考えるといいでしょう。