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そもそも『冷え』って何?身体が冷える3つの理由

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厳しい寒さが続き、冷え性の人は特に辛い毎日を過ごしていることでしょう。

特に女性は、自分が冷え性だと感じたことがある人の割合が7割にものぼるというデータもあり、多くの人が冷えに悩まされていることが想像できます。

では、そもそも体が「冷える」というのは、一体なぜなのでしょうか?

 

【体が冷える理由】

体内でつくられる熱量が少ない

1日のエネルギー消費量のうち、心臓の動きや呼吸など、活動しなくても消費されている基礎代謝の占める割合は、およそ60~70%といわれています。

体の部位ごとに基礎代謝を分けると、目安の数字にはなりますが、筋肉が約38%、肝臓が約12%、胃腸と腎臓がそれぞれ約8%、脾臓が約6%、心臓が約4%、その他が約24%というデータがあります。

つまり、筋肉量が少ないと、生み出せる熱量も少なくなることが分かります。

男性より女性が冷えを感じやすいのは、この筋肉量の差が一つの要因として挙げられます。

もともと筋肉量が少ない傾向にある女性が、過度な食事制限などでダイエットをすると、筋肉量がさらに減少し、慢性的な冷え体質を招いてしまう可能性があるのです。

 

熱が全身に行き届かない

自律神経のバランスの乱れが主な原因となって、せっかくつくられた熱がしっかりと全身に行き届いていない場合もあります。

自律神経が乱れると、血流が悪くなって体の隅々まで熱が送られにくくなってしまいます。

ストレス社会といわれる現代では、若い世代の人もストレスを抱えながら生活している場合も多く、自律神経が乱れて血流が悪化し、熱が全身に行き届かなくて冷えを招く、そしてそれがさらなる血流の悪化につながるという悪循環を生み出してしまうのです。

また、食べ過ぎも冷えの原因の一つです。

食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集まることで、熱産生量の多い筋肉やほかの器官への血液供給が減ってしまい、熱が全身にまわりにくくなってしまいます。

 

体内の冷えがたまりやすい

冬はのどが渇きにくく、無意識のうちに水分補給が不足してしまうことがあります。

すると、発汗や排尿の回数も減り、不要な水分が体内にたまって冷えを招くことが考えられます。

また、皮下脂肪が多すぎる場合も問題があります。

脂肪には筋肉とは違って血管がほとんどないため、熱が加わってもその熱が伝わりにくいという特徴があります。

脂肪が多いほど、熱が伝わる効率が悪くなり、結果的に冷えを招いてしまうのです。

 

 

 

まずは、体が冷えているということはどういうことなのか、どんな理由があるのかを知ることから始めると、自分に合った温活の方法も見付けやすくなるかもしれませんね。