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後悔しないために『帯状疱疹』の治療を後回しにしてはいけない理由

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ある日突然、身体に発疹が現れて、激痛に苦しめられる「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」。

実は子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが再活性化することで発症する病気です。

水ぼうそうが治った後、水痘帯状疱疹ウイルスは全滅せずに体内の神経節に潜伏し、悪さをすることなく何十年も潜んでいます。

しかし、ストレスや疲労などがきっかけとなり、ウイルスに対する抵抗力が弱まると、水痘帯状疱疹ウイルスが活性化して帯状疱疹を引き起こし、治療が遅れると数年単位で辛い痛みが続いてしまうこともあります。

帯状疱疹は50歳以降で発症することが多い病気ですが、若い人であっても、ストレスや疲労の蓄積によって発症する例が増えているといわれています。

 

【帯状疱疹の症状の現れ方の特徴】

 

1.体や顔の左右どちらかに、チクチク、ピリピリ、ズキズキといった神経痛が生じる。痛みの感じ方は個人差が大きい。

 

2.数日後、痛みのある部位に赤い発疹が出てくる。初期段階では虫刺されやかぶれのように思われることが多い。

 

3.進行すると、発疹が小豆大くらいの大きさの水ぶくれになり、体や顔の片側に帯状になって広がる。水ぶくれは、やがて破れてただれた後、かさぶたになる。

 

 

帯状疱疹の症状にはこのような特徴があります。

しかし、例えば頭の痛みは片頭痛、腰の痛みは腰痛、腹部の痛みはただの腹痛などと誤解されることも多く、痛みの段階で帯状疱疹であると気付くことは難しいといえるでしょう。

しかし、帯状疱疹は早期発見、早期治療が非常に重要となる病気でもあります。

発疹が出てから3日以内に適切な治療を受けることで、1週間から10日ほどで治癒することができるといわれています。

忙しさのあまり、つい治療を後回しにしてしまうと、結果的に重症化してしまうことも珍しくなく、これが帯状疱疹の最大の問題点ともいえる部分です。

治療の遅れや、そもそも痛みが皮膚症状から重症だった場合には、発症から数か月後に「帯状疱疹後神経痛」へと移行しやすくなります。

帯状疱疹後神経痛になると、発疹や水ぶくれが消えた後も、場合によっては数年から数十年間も痛みが続く恐れもあります。

帯状疱疹後神経痛を発症した患者さんからは、もっと早く治療をしていれば…という後悔の声が多く聞かれます。

痛みによって日常生活に支障が生じたり、終わりのない痛みに長く苦しむ状況にならないためにも、帯状疱疹には早めの対処が必要ということは、ぜひ覚えておきましょう。