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なかなか改善されない便秘の悩み…。
一言で便秘といっても、実はいくつかのタイプがあることをご存知でしょうか。
自分の便秘がどのタイプなのかを知ることで、自分に合った対策が見え、頑固な便秘の改善につながるかもしれません。
【便秘のタイプのそれぞれの対処法】
弛緩性(しかんせい)便秘
大腸のぜん動運動が低下し、内容物をスムーズに送り出すことができなくなっているのが、弛緩性便秘です。
大腸の緊張低下や運動不足が主な原因となって起こります。
お腹が張る、食欲が低下する、便が出きらない残便感などの症状も起こりやすく、普段デスクワークが多い人や運動をしない人、女性や高齢の人、ダイエット中の人などがこのタイプに当てはまりやすいです。
~対処法~
・ウォーキングや腹筋運動などの運動を取り入れる。
・水溶性の食物繊維が多く含まれる食品(海藻類や果物類など)を食べる。
・不溶性の食物繊維は食べ過ぎない(いも類や根菜類などは消化が悪く腸が詰まりやすくなる)。
・梅干しや香辛料などの腸に刺激を与える食材を活用する。
など
痙攣性(けいれんせい)便秘
大腸が緊張して痙攣性に収縮し、内容物の通過と排便に障害が起こっているのが、痙攣性便秘です。
比較的若い世代の人に多く、腹痛がともなう場合もあります。
精神的なストレスにより自律神経が乱れ、大腸が過敏になって起こることが多いといわれています。
最近では、ストレスが原因で大腸が過敏になり、異常なはたらきを起こして便秘と下痢を繰り返す「過敏性腸症候群(IBS)」も増えてきています。
~対処法~
・ストレスをできるだけ解消させる。
・睡眠時間をしっかりと確保する。
・油の多い食べ物や冷たすぎる飲み物などは避ける。
・水分をこまめにとる。
など
直腸性(ちょくちょうせい)便秘
通常、便は直腸に送り出されることで便意が生じ、排便を起こします。
しかし、便意があっても排便を我慢することが多いと、直腸の神経が鈍くなり、直腸性便秘を引き起こす原因となってしまうことがあります。
便を我慢した状態が続くと、脳へ便を出す信号が鈍って便意の感覚が弱まってしまい、腸の中に便がたまっていきます。
たまった便は水分だけが吸収されてどんどん固くなり、さらに出にくくなってしまうという悪循環が起こってしまうのです。
~対処法~
・便意がなくても毎朝必ずトイレに行って最低3分間は座るようにする。
・朝食をしっかりと食べる。
・起きてすぐ1杯の水を飲む。
・お風呂で腸のマッサージを行う。
など
あなたはどのタイプの便秘でしょうか。
最適な対処法を見付けて、今度こそ便秘を改善できることを願っています。