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睡眠は『休む』ためのものではなく『生きる』ためのもの

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私たちが生きていく上で欠かせないものの一つが、睡眠です。

毎日必ず行っている「眠る」という行為ですが、この眠りの質によって、私たちの健康は大きく左右されます。

睡眠を、ただ単に1日の疲れをとるもの、体を休めるもの、リフレッシュ効果のあるものだと認識している人も多いようですが、睡眠の重要性はもっと高く考えるべきです。

また、若い頃と同じような睡眠の習慣を何十年も続けていると、脳のはたらきが鈍るだけでなく、体に様々な不調が生じてしまいます。

特に45歳前後を境として、睡眠不足が心身に与える影響は格段に大きくなるともいわれています。

多少眠らなくても頑張れてしまうのは、40歳頃までで、それ以降はまいにちの睡眠の質をどれだけ高めることができるか、これがその後の人生の健康を大きく左右する要素となるのです。

 

毎日の睡眠を、休憩や休息などと同じように考えていると、いつまで経っても良い睡眠を手に入れるのが難しくなります。

仕事が休みの日に、テレビを見たり、本を読んだりしてゴロゴロと過ごしていれば、確かに体の疲れはある程度とれるかもしれません。

しかし、睡眠中、つまり寝ている間というのは、脳細胞が活動を停止している状態です。

脳はほかの臓器を異なり、一度持った細胞を新陳代謝せずにずっと使い続けるという特徴があります。

そのため、深く眠り、意識がなくなるくらいのレベルで脳を休ませなければ、しっかりとリフレッシュさせることができません。

起きている間のリフレッシュは、あくまで体を休めたり感覚的なリフレッシュ効果を得ているだけで、実際に脳を休ませることができるのは、ぐっすりと寝ている間だけなのです。

ところが、眠りが浅く、睡眠の質が悪いと、脳はいつまで経っても休むことができません。

そしてその影響は、心身の不調へとつながっていくことになります。

ご存知の通り、脳は生きていくために必要な体の機能の全てに指令を出す役割を担っています。

そのため、睡眠が不十分で脳のはたらきが低下すると、体の健康も損なわれていくことは容易に想像できるでしょう。

 

子供の頃は、早く寝なさい!と言われた経験が誰にでもあると思います。

大人になると、どうしても睡眠よりも仕事やプライベートを優先してしまいがちですが、大人こそ、特に45歳以降は改めて、しっかりと寝ること、良質な睡眠をとることが、その先の生命活動を支える重要な基盤となっていくことを、しっかりと覚えておくことが大切です。

睡眠は、「休む」よりもっと大きな、「生きること」を支えるものであることを、忘れないようにしましょう。