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ライフ整骨院の代田です。
新型コロナウイルスの影響で、今なお続くのがマスク生活です。
今年の冬も、外出時にはマスクが手放せない状態が続きそうです。
冬は夏に比べ、暑さや蒸れ、息苦しさなどの面では、多少はマスクをしていても楽だと感じる人も多いかもしれません。
しかし、空気が乾燥している季節は、肌も乾燥状態になりやすく、マスク肌荒れが起こりやすくなる恐れがあります。
【長時間のマスク着用で起こりやすい肌トラブル】
皮むけ
乾燥により、皮膚の一番外側にある角質層の水分が減少し、細胞同士がはがれてしまうことで、皮膚がボロボロとはがれてしまう皮むけが起こりやすくなります。
マスクの中は蒸れやすいからと保湿ケアを怠っていると、皮むけが悪化し、見た目にもかなり肌が荒れた状態が続いてしまう恐れがあります。
赤ら顔
マスクをしていなくても、冬になると悩みの一つとなりやすいのが赤ら顔です。
頬からあごのあたりにかけて赤みを帯びてほてったような状態になるもので、特に加齢によって真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減り、表皮自体が薄くなることで、毛細血管が透けて見えることが原因の一つです。
マスクの内外の温度差によって悪化しやすい傾向があります。
ほうれい線・マリオネットライン
小鼻から口の両側を通り、口元にかけて伸びるほうれい線や、その下に口角からあごへと下に伸びるマリオネットラインなども、マスクの下で起こりがちな症状です。
マスクの着用によって会話をする機会や表情を変える機会が激減している今、ほうれい線やマリオネットラインが濃く目立つようになり、マスクを外した時に顔が老けて見える悩みを訴える人が急増しているようです。
表情筋の衰えのほか、乾燥によって肌の弾力が失われることも、ほうれい線やマリオネットラインを目立たせる原因となります。
湿疹やブツブツ
マスク着用部分は、肌が擦れて傷がつき、バリア機能が低下しやすくなります。
そこにマスク内の湿気が加わり、菌が繁殖することで、湿疹やブツブツなどの吹き出物ができてしまいます。
鼻の下や口まわり、あごなどにできやすく、マスクを着けている時間が長いほど、なかなか治りません。
空気が乾燥している季節は、とにかく肌の乾燥を防ぐことが重要です。
乾燥した肌には、マスクの着用が肌への大きなダメージのもととなってしまう恐れがあります。
また、肌のバリア機能が低下しやすい冬は、肌への負担が少ないガーゼやシルクなどの素材のマスクを選んだり、不織布のマスクの内側に柔らかい布を入れて摩擦をできるだけ少なくする工夫も大切です。
状況を見てマスクを外す時間を増やすなど、冬もマスク肌荒れ対策を強化していきましょう。