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減塩だけじゃない!筋肉をつけると高血圧の予防になる!

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ライフ整骨院の代田です。

 

高血圧の予防と聞くと、塩分を控えることが真っ先に浮かぶ人が多いでしょう。

もちろん、塩分の摂りすぎは高血圧の原因になるので、減塩の意識は高血圧予防のためにもとても大切です。

 

そしてもう一つ、高血圧予防のために非常に有効な対策が、運動によって筋肉を鍛えることです。

確かに、運動は生活習慣病の予防に欠かせない習慣ですが、特に高血圧の予防において、運動をして筋肉をつけるということはとても重要なポイントです。

日々の運動によって降圧薬並みに血圧を下げる効果も期待できるといわれています。

 

【運動が高血圧の予防になる理由】

 

降圧物質の分泌が増加する

 

筋肉運動を行うと、様々な降圧物質の分泌が増加することが分かっています。

降圧物質は血管を拡張し、尿の出を良くすることで、体内の余分な水分と塩分を排出し、血圧を下げるとされています。

降圧物質の一つであるプロスタグランジンは、血管を拡張するはたらきがあるだけでなく、血中の中性脂肪を低下させ、善玉コレステロールを増やすはたらきもあるため、その他の生活習慣病の予防にも役立ちます。

 

筋肉

 

血液を全身に送り出すポンプの役割は、心臓だけが担っているわけではありません。

手足の末端まで血液を送り届けるためには、筋肉が補助ポンプとなり、血液の循環をサポートしています。

特に中高年で筋肉量が少ない人は、その分心臓が頑張って血液を押し出さなければならないので、その結果血圧が高くなります。

反対に、歳を重ねても筋肉量が多い人は、心臓に負担をかけずに全身の血液を末端まで送ることができるのです。

筋肉量は、加齢とともにどうしても減少していきます。

運動が苦手な人は、散歩や軽いウォーキングばかりを選択しがちですが、高血圧の予防においては、筋トレをプラスすることが重要だといわれています。

持久性運動だけでなく、筋トレで筋肉をしっかりと使うことで、血圧を下げる効果もより高いものが期待できるようになります。

腹筋運動や背筋運動、スクワットなどを取り入れると良いでしょう。

 

 

 

 

毎日の食事の減塩の意識に加えて、筋肉を意識した運動を取り入れて、効果的な高血圧の予防を続けていくことが理想です。

何にも対策をしないと、高血圧を引き金に、様々な病気のリスクが高まります。できることからコツコツと初めてみましょう。