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月経前の不調…「PMS」や「PMDD」の存在を知ること

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ライフ整骨院の代田です。

 

月経前のお腹の張り、頭痛、めまい、イライラや落ち込みなどに悩む女性は少なくありません。

特に毎月ひどい不調に悩まされる人は、「PMS(月経前症候群)」が原因かもしれません。

PMSは、月経前症候群と呼ばれる通り、月経が始まる数日前から続く精神的あるいは身体的な症状のことを指します。

最近では、このPMSに悩まされる人の数が増えてきていることもあり、PMSという名前は広く知られていることと思います。

実際にPMSであるという人や、PMSの対策をしているという人も少なくないはずです。

 

さらに、最近少しずつ認知され始めているのが、「PMDD(月経前不快気分障害)」です。

生理前のイライラや気分の落ち込みは、多くの人が経験したことがあると思いますが、それらの精神症状がひどく現れ、何をしても自分で精神状態をコントロールできなかったり、日常生活や対人関係にまで影響を及ぼすようであれば、それはPMDDの可能性があります。

PMDDでは、

・抑うつ気分

・不安、緊張

・情緒不安定

・イライラ、怒り

の4症状が中心となって現れます。

お腹が張る、頭が痛い、体がだるいなどの身体的不調よりも、このような精神的不調が圧倒的に勝る、それが原因で生活に支障が出る場合には、それはPMDDによるものかもしれません。

 

多くの女性は、生理前にお腹が痛くなったり、気分が落ち込むのは当たり前で仕方のないことだと思っています。

そのため、辛いと口に出せずに我慢してしまい、人知れず悩んでいるケースもとても多いようです。

しかし、PMSやPMDDでは、薬を用いた治療法なども存在しています。

我慢するより、自分の体や心をどうやったら守れるか、楽にすることができるかを、一度調べてみるのも良いかもしれません。

特にPMDDは、我慢すればするほど、抑うつ状態に拍車がかかってしまう恐れがあります。

まずはPMDDの存在を知り、自分がそれに当てはまることを理解するだけでも、気持ちが楽になることもあります。

また、まわりの人がPMSやPMDDについて知ることも、理解者を増やして精神的ストレスを軽減するのに役立つはずです。

 

月経前は、女性ホルモンのバランスが大きく崩れる時です。

そのため、女性の体や心には様々な影響が出ることを、本人はもちろん多くの人が知っておく必要があるでしょう。