足立区綾瀬駅から徒歩5分
痛み止め、湿布で改善しない
腰痛・膝痛を完全予約制で改善できる
ライフ整骨院の代田です。
私たちは普段、特別な運動をしなくても、生きているだけで常にエネルギーを消費しています。
1日中布団に寝転がった状態でも、呼吸や体温維持、心臓や内臓のはたらきなどは常に行われているため、間違いなくエネルギーは使われているのです。
これがいわゆる『基礎代謝』にあたるエネルギー消費です。
1日の総エネルギー消費量は、『基礎代謝』『生活活動代謝』『食事誘発性熱産生(DIT)』の3種類に分類されます。
【3種類の消費エネルギー】
基礎代謝
基礎代謝は、生命の維持のために最低限必要なエネルギー消費のことです。
私たちの身体では寝ている間も、呼吸や体温維持、心臓の拍動、内臓のはたらきなどが休むことなく行われています。
1日の総消費エネルギーの中でも、基礎代謝が占める割合は約60~70%にも及びます。
基礎代謝の量は個人の身体的条件(太っているまたは痩せている、筋肉が多いまたは少ないなど)や年齢、性別によっても異なります。
健康や美容、ダイエットなどを考える際には度々この基礎代謝を上げようとするわけですが、基礎代謝が上がれば特別な運動などを行わなくても、1日の消費カロリーが増えて痩せやすい健康的な身体づくりにつながるのです。
生活活動代謝
生活活動代謝とは、身体活動をして消費されるエネルギーです。
朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、食事をして、通勤や通学をして、帰宅して、お風呂に入って、布団に入るなどのあらゆる活動によるエネルギー消費がこの生活活動代謝にあたります。
普通に生活をしているだけでもエネルギー消費は行われていますが、そこに運動をする習慣が加わるとこの生活活動代謝の向上につながります。
生活活動代謝は、1日の総消費エネルギー量のうち、大体20~30%を占めています。
食事誘発性熱産生(DIT)
食事を摂ること自体は生活活動代謝に該当しますが、食事の後に起こる代謝の活発化によるエネルギー消費は、この食事誘発性熱産生にあたります。
食事によって食べ物が体内に入ると、栄養素が分解されてその一部が熱として消費されることで代謝量がアップします。
つまり食事の後は、安静にしていても代謝が活発になるのです、
これが食事誘発性熱産生です。
食事を極端に食べないダイエット法では、当然この食事誘発性熱産生の量が低下します。
それだけでなく、栄養が不足して筋肉の量も減り、基礎代謝の低下を招いて痩せにくく太りやすい体質へとつながってしまうのです。
それぞれの消費エネルギーをしっかりと理解すれば、自分に足りていない部分が見えてきたり、過度な食事制限が招くダイエットの失敗なども見えてくると思います。
基礎代謝、生活活動代謝、食事誘発性熱産生、それぞれをしっかりと意識し、健康管理や体型維持に役立てていきましょう。