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ライフ整骨院の代田です。

運動は、たった１回頑張ってやったところで、得られる効果はそれほど多くありません。

きつい運動をたった１日やるよりも、軽めの運動を毎日継続する方が、健康や美容に様々なメリットをもたらしてくれます。

しかし、「なにか運動しなきゃ」と構えすぎると、なかなか始められなかったり、思うように続けられなかったりしますよね。

運動習慣として最も取り入れやすく続けやすいのは、例えば通勤や通学の際に家から駅までの道のりを歩く、電車の一駅分だけ歩く、近所のスーパーまで歩いて往復するなど、日常生活に無理なく運動を取り入れる方法です。

駅まで２０～３０分ほど歩くだけでも、毎日続けていれば、週に１回のジム通いより高い効果を得られるかもしれません。

そして、このように運動を取り入れる際、歩く前に無酸素運動を行うことで、体脂肪の燃焼効果が一気にアップします。

運動は、筋肉をつける無酸素運動と、体脂肪を燃やす有酸素運動の大きく２つに分けられますが、普段の「歩く」習慣を、より有効なものにするために、歩く前の無酸素運動をできるだけ実行しましょう。

有酸素運動の前に無酸素運動を行うことで、脂肪を分解して燃焼しやすい状態にしてくれる成長ホルモンが分泌されます。

その準備を整えてから歩くことで、分解された脂肪がすぐにエネルギーとして使われるため、短い有酸素運動でもスムーズに脂肪が燃焼します。

さらに、成長ホルモンの分泌によって、筋肉の増強や基礎代謝の向上、アンチエイジング効果、自律神経や体内時計の調整など、様々なメリットが期待できるのです。

例えば、通勤前に少しキツイと感じるくらいのスクワットを行ってから駅まで早歩きする。

買い物前に腹筋運動をしてから、スーパーまで歩く。

このひと工夫で、日常の中での歩くという習慣を、しっかりと運動効果の高いものへとレベルアップさせることが可能です。

無酸素運動と有酸素運動を組み合わせれば、ジムで本格的に運動をしなくても、効率良く健康や美容に“歩く”を役立てることができるようになります。

運動は苦手だから、時間がないから、と諦めていた人も、今の生活習慣を少し変えるだけで、しっかりと運動習慣を身に付けることができるかもしれません。