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筋肉痛が起こるのは運動不足の人だけじゃない!?

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ライフ整骨院の代田です。

 

ちょっと頑張って運動やトレーニングをした数日後、激しい筋肉痛に襲われた経験はありませんか?

ひどい筋肉痛の時には、歩き方がぎこちなくなったり、足や腕が十分に上がらない、階段の上り下りがきついなど、日常生活に不便を感じることもあるでしょう。

また、筋肉痛は、普段から運動をしている人でもなることがあります。

筋肉痛=運動不足というわけではありません。

 

【なぜ筋肉痛が起こるのか?】

激しい運動をすると、筋組織がぶちぶちと切れて傷付き、筋肉が破壊されます。

もちろんこれは、あざや出血をともなうようなケガではなく、組織レベルでの微細損傷です。

一度壊れた筋肉は、回復する際に、以前よりも強い筋肉へと変化します。

これが、筋トレで筋肉が強くなっていく仕組みです

筋肉痛は、筋肉を構成する筋繊維と、その周りの結合組織が壊れ、その回復過程での筋損傷後の炎症が原因です。

普段あまり使わない筋肉を使った時や、強度の高い運動、長時間の運動を行った時などに、筋肉が壊れて筋肉痛が起きやすくなります。

また、60歳以上の高齢になると、筋肉の回復が遅くなり、筋肉痛がおさまるのも時間がかかる傾向があります。

 

【筋肉痛の時の対処法は?】

筋肉痛は、筋繊維が壊れて炎症が起こっている状態なので、痛みを和らげるには運動直後のアイシングが有効です。

激しい運動をした後は、できるだけ早く疲労した部位を冷やすと、筋肉痛の痛みが現れにくくなります。

また、ストレッチやマッサージなども、筋肉痛の緩和と早期回復に効果的です。

入浴は、長時間の長風呂は逆効果になるため、患部に冷たいシャワーをあててからぬるめのお湯に浸かる交互浴を5~10分行うことで、筋肉の回復を早めます。

たんぱく質、ビタミン、ミネラルを意識した食事をとることも有効です。

さらに、十分な睡眠は、筋肉の疲労回復を効率良くサポートしてくれる重要なものです。

筋肉痛緩和の目的だけでなく、疲労回復効果も高めることができるので、運動後は特にしっかりと睡眠時間を確保しましょう。

 

なお、筋肉痛がある時に、無理な運動や負荷をかけることは避けた方が無難です。

筋肉痛がおさまってから、運動やトレーニングを再開することで、強い筋肉を育てることができます。

筋肉痛が起きている時は、ぜひ自分の体で何が起こっているのか、意識してみましょう。