足立区綾瀬駅から徒歩5分
痛み止め、湿布で改善しない
腰痛・膝痛を完全予約制で改善できる
ライフ整骨院の代田です。
私たちの肌の表面(表皮)の下で、肌の弾力を保つ役割を果たしているのが「真皮(しんぴ)」です。
真皮の主成分は「コラーゲン」。
ゴムのように弾力のある繊維状のコラーゲンが、真皮の中に網目状に存在しています。
そして、それを支えているのが「エラスチン」というコラーゲンとは別の線維で、ところどころでコラーゲンをつなぎ止めて、肌の弾力をキープしています。
コラーゲンは真皮の約70%、エラスチンは約5%を占めています。
そのほか、真皮にはゼリー状の「ヒアルロン酸」という成分が、コラーゲンやエラスチンの間を埋め尽くすように存在しています。
赤ちゃんの肌はどうしてもちもちと弾力のある状態なのかというと、肌の水分量が非常に多いためです。
赤ちゃんの頃には真皮に約80%の水分が存在していますが、20代では約65%ほどまで減り、その後も減り続けます。
これは、主に真皮のヒアルロン酸やコラーゲンが加齢とともに減少していくためです。
保湿力の高いヒアルロン酸や、肌の弾力を左右するコラーゲンが減ることで、肌の潤いやハリが失われていきます。
つまり、肌の潤いのピークは赤ちゃんの時で、肌老化は生まれた時から少しずつ始まっているとも言えます。
10代から20代前半までの肌は、真皮のコラーゲンもしっかりとした網目状の構造をつくっているため、肌は弾力や潤いを保ち、肌トラブルも起きにくい状態です。
しかし、20代後半から徐々にコラーゲンが劣化しはじめ、肌トラブルが起きやすくなります。
さらに、今まで蓄積してきた紫外線の影響も、この頃から徐々に現れ始めます。
20代後半になって突然肌のハリがなくなった!若い頃と同じような生活をしていても肌トラブルが増えた!と思うかもしれませんが、肌老化は、10代の頃から、見えないところで少しずつ進行しているのです。
これは何歳になっても言えることなので、加齢にともなう肌の衰えを食い止めるアンチエイジングは、早く始めるほど、将来の肌の状態を左右するカギになります。
肌が荒れた、ニキビができた、シワが目立ってきたなど、目に見える肌の状態だけでなく、日々進行している水面下での肌老化を意識することで、日常的な美肌習慣につなげることができるはずです。
見えない部分の肌の変化も意識して、毎日のアンチエイジングを改めて考えていきましょう。