マスク生活で衰えた表情筋は顔ヨガで『ほぐす＆鍛える！』

長引くマスク生活で、顔の表情筋が低下しやすい今、取り入れたいのが顔ヨガです。

顔にはおよそ６０種類もの表情筋がありますが、普段の生活では十分に使えていない筋肉が多くあります。

また、マスクで顔の半分以上が隠れていることで、今までよりもさらに表情筋を使う機会が減ってしまいました。

顔ヨガは、顔の筋トレのようなイメージで、顔にある表情筋を意識的に動かして伸縮運動を繰り返すことで、リンパの流れを促進し、柔軟な表情筋を鍛えるものです。

そのほかにも、顔ヨガの効果には、

・フェイスラインを引き締める

・むくみの解消

・シワやほうれい線を薄くする

・たるみの改善

・肌にハリが出る

・肌の血色を良くする、肌色をワントーン上げる

などが期待できます。

マスク生活やリモートワークで、表情をあまり動かさなくなってしまった人は、顔ヨガで顔の筋肉を意識的に動かしていきましょう。

まずは顔全体の筋肉をほぐす。口をうーっとすぼめて、そのまま左右に５回ずつ大きく回す。その後、ぱあっと目や口を大きく見開き、口角を上げて優しい表情を意識する。
頭の上から両手をまわし、指４本を左右のまゆにそれぞれ引っかけるようにあて、その指に反発するように、目を細めるように力を入れる。次に目を大きく開けながら、まゆにあてた指４本ずつをおでこに滑らせ、生え際まで引っ張るように移動させる。
指を外し両目をできるだけ大きく開いた後、ぎゅーっとめをつぶる。これを数回繰り返す。
次に、口を「おー」の字にして、鼻の下をしっかり伸ばしてから、上下の唇を内側に巻き込んだ状態で口角を上げ、「はー」と発声する。
一度顔の表情をもとに戻し、今度は下唇だけを巻き込んで、上の歯を見せる
ようににっこりと笑う。あごを少し前に出し、口角をしっかりと上げるように意識する。その状態で目線を上にし、頬の筋肉を引き上げる。
最後に、舌を思いっ切り出して「べー」と言いながら息を吐ききる。この時、目も大きく見開く。

鏡で自分の表情をチェックしながら行うと、どこの筋肉を使っているか意識しやすいのでおすすめです。

とにかく全ての工程で、大げさなくらい表情を動かすことで、固まった表情筋をほぐし、血流促進にしっかりとつなげることができます。