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ライフ整骨院の代田です。
コラーゲンやヒアルロン酸という名前は、聞いたことがある人も多いと思います。
では、近年話題となっている美容成分「プロテオグリカン」を知っていますか?
【プロテオグリカンとは】
プロテオグリカンは、人間の脳や骨、筋肉、腱、血管など体内の様々な組織で見られる成分で、特殊な構造を持つたんぱく質(プロテイン)と糖(グリカン)の複合体です。
特に体の中でも弾力のある組織である皮膚や軟骨などには、このプロテオグリカンが多く存在していて、皮膚ではハリや弾力のもととなり、軟骨ではクッションのような役割を果たしています。
【プロテオグリカンの特徴】
高い吸水力と浸透性を兼ね備えている
プロテオグリカンはたんぱく質と糖の複合体ですが、一般的に糖を含む物質は吸水力が高くなります。
その代表として挙げられるのがヒアルロン酸で、ヒアルロン酸1グラムで約6リットルもの吸水力を持つと言われています。
しかし、プロテオグリカンはこのヒアルロン酸に比べて約30%も高い吸水力を持っていると言われているのです。
さらにプロテオグリカンは構造が非常に小さく、浸透性も高いと考えられています。
高い吸水力と浸透性を兼ね備えているのが、プロテオグリカンの最大の特徴です。
加齢とともに減少するEGFに似たはたらきをする
赤ちゃんの肌は誰が見ても明らかなほどハリがあり、キメも細かくすべすべの肌質に整っています。
しかし、この肌の状態を何十年も維持し続けるのは難しく、どうしても加齢とともに肌はハリを失い、シミやシワ、たるみなどが現れてきます。
このような加齢による肌の老化現象をエイジングサインといい、このエイジングサインに深く関わっている成分にEGF(上皮細胞増殖因子)というものがあります。
EGFは肌や唾液などに存在しているたんぱく質の一種で、肌細胞のターンオーバーに必要不可欠なものなのですが、20代をピークにその量は減少していき、40代には約40%も低下してしまいます。
EGFの減少は肌の乾燥やごわつき、シミやたるみなどの症状に大きな影響を与えますが、このEGFと似たはたらきをすると考えられているのがプロテオグリカンです。
プロテオグリカンは構造上の類似点などから、EGFと似た機能を持つと言われており、加齢とともに減ってしまうEGFをカバーしてエイジングケアに役立つ効果が期待できると考えられています。
プロテオグリカンは、かつて1グラム3000万円もしたほど、非常に希少な成分でした。
しかし、今では抽出法が確立したことで生産が安定し、美容業界をはじめ幅広い分野での活用が進められています。
注目の美容成分プロテオグリカンは、私たちの美肌を支える成分として、今後も様々な研究が進められていくことでしょう。