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あなたの水分補給。間違っていませんか!?

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ライフ整骨院の代田です。

 

熱中症対策の基本でもある水分補給。

最近では、水をたくさん飲むだけで高い美容効果やダイエット効果が得られるなどとして、とにかく水をたくさん飲もうと毎日意識している人も多いようです。

確かに、水を飲むことで代謝機能や排泄機能を促し、それが美容やダイエットにつながることが期待できます。

しかし、水を多く飲めば飲むほどキレイになれるのかというと、決してそんなことはありません。

 

特に注意したいのが、30代を過ぎてからの水の摂り方です。

体の水分代謝機能は、加齢とともに低下していきます

また、運動をする機会が大幅に減ることなどから、若い頃と比べて筋肉量も減ってしまう人が多くいます。

30代以降は、普通に生活していると、代謝機能が低下して体温が上がりにくく下がりやすいということを覚えておきましょう。

体温が下がりやすいということは、体が冷えやすく、血流も滞りやすい状態です。

体が冷え、血液の流れが悪くなると、ますます代謝が低下するという悪循環も起こります。

 

ここに、毎日数リットルもの水を飲むことで、ただでさえ浮腫みやすいうえに、浮腫みのリスクをますます高めてしまうことになりかねません。

頑張って1日2~3リットルの水を飲んでいるのに、美容効果やダイエット効果を実感できないという人は、むしろ水分の摂りすぎによって浮腫みやすさを増やしてしまっている可能性があります。

また、暑い夏はどうしても冷たい飲み物で水分補給をしがちです。

加齢や運動不足などの条件によって代謝機能が低下しているところに、体を冷やす要素を加えてしまうことで、体の冷えはますます促進されてしまうでしょう。

さらに、過度な水分補給は、体内の塩分濃度を低くして、熱中症のリスク増にもつながる恐れがあります。

 

確かに、水分をしっかりと摂ることはとても大切なことですが、それだけでキレイになったり、痩せたりするという過度な期待も禁物です。

栄養バランスのとれた食事や、適度な運動習慣が身についてはじめて、毎日水を飲む習慣が健康や美容につながります。

また、水分補給の際には、キンキンに冷えた飲み物ではなく、常温以上の水などを選ぶことで、代謝促進効果をアップさせることができます。

冷房などで冷えた体には、白湯を飲むのもおすすめです。

改めて、何のための水分補給なのか考え、ただたくさんの量をとるだけの水分補給は卒業して、体に嬉しい水の摂り方を覚えましょう。