足立区綾瀬駅から徒歩5分
痛み止め、湿布で改善しない
腰痛・膝痛を完全予約制で改善できる
ライフ整骨院の代田です。
たくさん汗をかく夏は、皮膚が潤っているように感じやすいと思います。
しかし、実は夏は肌の乾燥が促進されやすい季節です。
汗をかくと、皮膚は一見潤っているように見えますが、汗が蒸発する時の気化熱によって必要な皮膚の皮脂まで一緒に奪われて、乾燥しやすい状態となっています。
この状態の皮膚は、防御能力が低下しています。
そこで注意したいのが、接触皮膚炎です。
汗をかいた皮膚に様々なものが触れると、それが刺激となって、かぶれやかゆみ、肌荒れなどの皮膚トラブルに発展しやすくなります。
【接触皮膚炎の原因となりやすいもの】
金属を含むもの
ピアスやネックレスなどのアクセサリーのほか、メガネのフレーム、ベルトのバックル部分など、身近なものが特に接触皮膚炎の原因となりやすいものです。
金属が汗によって溶け出すことで、かぶれやかゆみなどの症状が起こります。
普段は普通に身に付けているものでも、汗をかいた皮膚にとっては、皮膚炎のリスクを増加させるものにつながりかねません。
日焼け止めや化粧品
夏に出番の多い日焼け止めも、接触皮膚炎の原因となる場合があります。
また、化粧品も汗による肌トラブルにつながりやすく、夏の日焼け止めや化粧品の使い方には特に注意が必要です。
絆創膏やテープ
汗をかいた皮膚には、絆創膏やテープの刺激も強く感じられることが多くあります。
絆創膏を貼ったままたくさん汗をかくと、絆創膏のまわりの皮膚が荒れてしまうことがあります。
これも、接触皮膚炎の一種です。
また、絆創膏による接触皮膚炎の際、絆創膏のまわりの皮膚に水っぽい発疹が出る場合は、アレルギー性の接触皮膚炎の可能性もあるので注意しましょう。
接触皮膚炎を防ぐためにも、まずは汗をかいたらそのまま放置せず、洗い流したり拭き取ったりすることが大切です。
ただし、1日に何度も体を石鹸で洗ったり、タオルでゴシゴシと汗を拭き取るような行為は、デリケートになった夏の皮膚をさらに弱くしてまう可能性が高いものです。
こまめに汗を優しく拭き取ったり、たくさん汗をかいた後はシャワーで軽く洗い流したりして、皮膚の防御機能の低下を長引かせないような意識で、夏に急増する接触皮膚炎を予防しましょう。