足立区綾瀬駅から徒歩5分
痛み止め、湿布で改善しない腰痛・膝痛を完全予約制で改善できる
ライフ整骨院の代田です。
【古い胆汁酸の排出を促す】
人間の体には、もともとコレステロールを無駄にしない仕組みが備わっています。
そのため、古い胆汁酸は腸壁から吸収されて再利用され、この間は新しい胆汁酸がつくられにくくなります。
古い胆汁酸の排出を促すには、食物繊維をしっかりと摂ることが有効です。
胆汁酸を包み込むはたらきのある水溶性食物繊維と、押し出して胆汁の腸内滞在時間を短くする不溶性食物繊維、この両方が胆汁酸の再利用を抑制します。
海藻やきのこ類などに多く含まれる水溶性食物繊維と、根菜類などに多く含まれる不溶性食物繊維を、毎日の食事でしっかりと摂取しましょう。
また、冷めたご飯やいも類などに多く含まれる難消化性デンプン(レジスタントスターチ)と呼ばれる成分も、食物繊維と似たはたらきで、古い胆汁酸の排出を助ける効果があると言われています。
腸内環境を整える習慣が、自然と古い胆汁酸のたまりにくい体づくりにつながっていくのです。
【新しい胆汁酸を増やす】
新しい胆汁酸を多くつくるためには、まず、古い胆汁酸をしっかりと排出することです。
古い胆汁酸が体内からなくなれば、自然と新しい胆汁酸がつくられるという好循環が生まれます。
古い胆汁酸がいつまでも再利用されていると、なかなか新しい胆汁酸はつくられません。
さらに、軽い運動で毎日の代謝を上げることで、胆汁酸の生成を促します。
また、最近話題になっているのが、杜仲茶(とちゅうちゃ)というお茶に含まれる「アスペルロシド」という成分です。
アスペルロシドには、胆汁酸の分泌を促して血液中の胆汁酸を増やし、脂肪燃焼効果を高めるはたらきがあると言われています。
それと同時に、古い胆汁酸の再吸収も抑えてくれるため、杜仲茶を飲むことで、胆汁酸を効率良くダイエットに役立てることができると話題になっています。
胆汁の分泌が盛んになる食前、食中、食後の3つのタイミングを意識して杜仲茶を飲むと、より効果的です。
反対に、胆汁の分泌がされていない寝起きや空腹時に杜仲茶を飲んでも、あまり効果が期待できないようです。
胆汁酸ダイエットのポイントは、食物繊維と杜仲茶です。
食物繊維でしっかりと古い胆汁酸を体の外に出し、新しい胆汁酸の分泌をどんどん促して、効率良く痩せやすい体質を目指しましょう。