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ライフ整骨院の代田です。
ここ最近、ダイエットのキーワードとして注目されているのが「胆汁酸(たんじゅうさん)」です。
あまり聞き慣れない名前ですが、胆汁酸は全身で代謝機能を助けている、非常に重要な成分でもあります。
年齢とともに油っこいものが食べられなくなってきたり、胃がすぐにもたれるようになったという話はよく聞きますが、これは胆汁酸の分泌の低下が原因の一つとして挙げられます。
【胆汁酸とは】
肝臓では、1日におよそ500~600ミリリットルの胆汁がつくられています。
肝臓でつくられた胆汁は胆のうに蓄えられ、消化を助けるために分泌される消化液としてはたらきます。
特に、脂質を乳化して小腸から吸収しやすくするのが、胆汁の重要な役割です。
そして、その胆汁の主成分が胆汁酸なのです。
【胆汁酸のはたらきとダイエットとの関係性】
胆汁酸は、小腸で消化の仕事を終えると、腸の壁から再吸収され、血液にのって全身に運ばれていきます。
運ばれた胆汁酸は、脂肪細胞を刺激して燃えやすくするはたらきを持つため、これがダイエットに関わると注目されているポイントです。
コレステロールが原料となっている胆汁酸は、古代から長い飢餓の時代を生きてきた人間にとって、非常に貴重な成分でした。
そのため、胆汁酸を腸壁から吸収し、再利用することで、コレステロールの無駄遣いを防ぐ仕組みができたと考えられています。
しかし、食べ物であふれた現代では、胆汁酸の再利用の必要性があまりありません。
そのため、古い胆汁酸をどんどん排出して、新しい胆汁酸をつくることで、コレステロール値の低下が期待できます。
古い胆汁酸は、脂肪燃焼を促す効果が激減してしまいます。
反対に、新しい胆汁酸は、脂肪細胞の燃焼を促す効果が高いので、古い胆汁酸をしっかりと排出すること、そして、新しい胆汁酸をどんどんつくることが、太りにくい体づくりにつながっていくのです。
さらに、古い胆汁酸を排出することで、腸内環境を整える効果や、自律神経のバランスを整える、肌荒れの予防改善効果なども期待できます。
痩せやすい体質をつくるのに大きなポイントとなる胆汁酸。
では一体、どのように胆汁酸の排出や生成を促せば良いのでしょうか?
次回さらに詳しく紹介していきます。