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ライフ整骨院の代田です!
主に夏に流行することで知られている感染症の一つが、「手足口病」です。
手足口病は、「ヘルパンギーナ」や「プール熱」とともに、三大夏風邪の一つとされています。
実は昨年は、この手足口病の感染症患者数が劇的に少なかったことがニュースにもなっていました。
その背景には、新型コロナウイルスの流行により、手洗いやうがい、手指の消毒などの対策が、子供から大人まで徹底されたことが影響していると考えられています。
手足口病について、大体どんな病気か知っているという人は多いと思います。
しかし、間違った認識をしているケースも実は多く見られます。
【手足口病についての間違いやすい認識】
子供だけがかかる
手足口病は子供の病気、子供だけがかかるものと思っている人も多いようですが、これは間違いです。
近年では特に、成人の手足口病の発症率が増加しています。
同居している子供から移るケース以外にも、子供との接触に思い当たることがない大人がかかってしまう場合もあります。
また、子供より大人の方が、かかった時に症状が重く出やすいという特徴もあります。
発疹時の痛みは大人の方が強く出ることが多く、足裏などにひどく出ると、痛くて歩けないようなことも珍しくありません。
また、全身の倦怠感や悪寒、関節痛や筋肉痛などのインフルエンザの時のような症状が出やすいのも、子供より大人の方です。
身近に手足口病にかかった子供がいない場合、多くの大人は発疹が出ても手足口病であるとは思わないことで、症状が重症化するというケースもあります。
一度感染したらかからない
手足口病に一度感染すると、免疫ができてその後はかからないと思われがちですが、そうではありません。
手足口病の原因となるウイルスにはいくつも種類があるため、一度かかったときと違うウイルスに感染すれば、再び手足口病を発症する可能性があります。
インフルエンザウイルスにA型やB型があるのと同様で、ひと夏で2回手足口病にかかってしまうことも十分に考えられることなのです。
手・足・口だけに発疹が出る
手足口病は、その名の通り、手や足、唇や口内などに発疹が現れます。
しかし近年、ウイルスの変異によって、ひじやひざ、お尻などに発疹が見られるケースも増えてきているようです。
また、発症者の3割ほどには、発熱の症状が伴います。
そのほか、手足口病の症状が軽快して1カ月以内に、手足の爪がはがれ落ちるなどの症状も確認されていますので、発疹などの症状が落ち着いた後も、慎重に経過を見ていく必要があるでしょう。
今年の夏も、しっかりと感染症への予防対策を強化し、新型コロナウイルスとともに手足口病の発症も防ぎましょう。