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ライフ整骨院の代田です!
普段の料理にもよく使われる調味料の一つ、「塩」。
保存も効くので、多くの家庭に常備されている調味料でもあると思います。
あなたの家では、どんな種類の塩を使っていますか?
塩には様々な種類があるのを知っていますか?
一言で塩と言ってもその種類は様々で、スーパーにもたくさんの塩が並べられていますよね。
値段も100円ほどで買えるものから、1,000円近くするものまでありますが、これらの違いは一体何なのでしょうか。
【作り方の違いによる塩の種類】
精製塩
イオン膜法という方法により、海水からほぼ塩素とナトリウムのみを含む塩水をつくり出し、その後それを煮詰めて塩の結晶にするという製法で作られた塩が精製塩です。
「食塩」「食卓塩」として売られ、大規模生産されているため安価で購入することができます。
サラサラしているので水に溶けやすいのも特徴です。
しかし、製造過程でミネラルなどの成分がほとんど取り除かれてしまうため、精製塩の成分はほぼ塩化ナトリウムのみの状態です。
再製加工塩
海水からつくられた天日塩とにがりを原料に作られた塩です。
天日塩を水に溶かした後、にがりを混合してから煮詰めて塩をつくり出します。
主にオーストラリア産などの輸入された天日塩を利用し、日本の技術でにがりなどを含ませて国内生産しているものが多く見られます。
比較的安価な天日塩を溶かして濃い塩水をつくることができるので、それほど高価にならずにミネラル成分の含まれる塩を手に入れることができます。
昔は再製加工塩も「自然塩」や「天然塩」として売られていましたが、今は規約によってそれらの表示が禁止されています。
そのため、「○○の塩」といった名称で精製塩と差別化しているメーカーが多いです。
天然塩・自然塩
その名の通り、人工的な加工や添加を行わず、自然に沿った製法で作られた塩です。
天然塩や自然塩は塩化ナトリウムの純度が低く、その分ほかのマグネシウムやカリウム、カルシウムなどの体に嬉しいミネラルが豊富に含まれているのが特徴です。
海水を干してつくる「天日塩」、この途中に煮詰めて水分を飛ばす「平釜塩」、自然に水分が蒸発して結晶化した「岩塩」「湖塩」などがあります。
精製塩と違って大量生産できないことや、生産者が少なく手間もかかることから、塩の中では最も高価な塩の種類です。
成分が塩化ナトリウムのみの精製塩は、塩味が強く塩辛いのが特徴です。
天然塩は様々なミネラル成分を含むため、奥深くまろやかな味わいがあります。
そのため、料理に使う塩を精製塩から天然塩に変えるだけで、料理の味に深みが出て美味しくなると言われています。
また味だけでなく、ミネラル成分は健康や美容に嬉しい成分なので、精製塩より天然塩の方が「体に良い塩」と言えるでしょう。
あまり塩をじっくりと選んだことがなかった人や、塩の値段の違いが分からなかった人は、今後の塩選びの参考にしてみてください。