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ライフ整骨院の代田です！
スーパーなどで通年売られている「ニラ」。
餃子や鍋物、炒め物などに多く活用される身近な野菜ですね。
ニラの旬は３～５月の春ですが、一つの株から何度も収穫できるほど強い生命力を持っています。
スタミナ料理などにもよく使われているため、夏が旬のイメージもあるように、ニラは暑さにも強く、夏バテ予防にも役立つ栄養価の高い野菜なのです。
【ニラの注目成分「アリシン」】
ニラは、古くから漢方薬としても利用されており、冷え性の緩和や整腸作用に効果があると言われています。
特に、ニラに含まれる成分の中でも注目なのが、あの独特の香りを生み出している「アリシン」です。
アリシンは、ニラを刻むことで細胞が壊れ、アリシンのもとになる物質と酵素が反応して生まれます。
つまり、ニラは刻めば刻むほど、アリシンの量が増えるというわけです。
【アリシンのはたらき】
このアリシンという成分には、血管拡張作用があり、血流を促進して体を効率良く温めます。
また、アリシンには強い抗酸化作用があり、免疫力を高めて風邪予防に役立つとも言われています。
さらに、アリシンは体内でビタミンＢ１と結びつき、疲労回復や免疫機能を助ける効果も期待できます。
スタミナ料理にニラがよく使われているのも、アリシンのはたらきを知ると納得できるでしょう。
ニラは、夏バテ予防にも非常に効果的です。
【その他のニラの栄養素】
ニオイ成分のアリシンのほか、ニラには
・抗酸化作用のあるベータカロテンやビタミンＥ
・活性酸素を減らすビタミンＣ
・整腸作用のある食物繊維
・浮腫み予防に役立つカリウム
など、様々な栄養素が含まれています。
【ニラを食べる時のポイント】
アリシンを増やすためにも、ニラは細かく刻み、よく噛んで食べるのがポイントの一つです。
また、アリシンは熱に弱いため、加熱しすぎないことも大切です。
ニラは日の通りが良いので、仕上げにさっと炒めたり、生のまま薬味として食べるのもおすすめです。
ニラの辛みが苦手な人は、細かく刻んだニラを軽くレンジで温めるだけで、食べやすくなります。
ニラのニオイ成分を、夏バテ予防にどんどん活かして、暑い夏を元気に乗り越えましょう。
