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絹でも木綿でもない『充填豆腐』って何!?

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ライフ整骨院の代田です!

 

ヘルシーで栄養価の高い食材として、多くの家庭の食卓の味方ともいえるのが「豆腐」です。

買い物の際は必ず豆腐を買う、冷蔵庫には豆腐が常備されているという家庭も多いのではないでしょうか。

そして、豆腐を選ぶ時には、「絹」なのか「木綿」なのかを気にするでしょう。

なめらかな絹豆腐、硬めの木綿豆腐、どちらもそれぞれ美味しいですよね。

 

では、「充填(じゅうてん)豆腐」という豆腐の種類をご存知でしょうか。

聞いたことも食べたこともないと思う人も多いと思いますが、実はほとんどの人が、日常的に食べたりスーパーなどで見かけたりしているはずです。

 

充填豆腐の充填には、「すき間なく詰められた」という意味があります。

豆腐のパックには水が張られているイメージがありますが、そういえば最近、水の張られていない、パックにすき間なく詰められている豆腐に見覚えがある人も多いでしょう。

よく3個パックで売られていて、賞味期限が比較的長めの豆腐、あれが実は充填豆腐なのです。

 

充填豆腐は、豆乳を冷やし、凝固剤と一緒に容器に注入(充填)され、フタをしてから加熱して作られます。

缶詰とほぼ同じような製造手順で、密閉したパックごと温めることで、豆腐を固めるのと同時に加熱殺菌を行っています。

こうして、日持ちする豆腐が実現しています。

 

日持ちもするうえに、安価で売られていることの多い充填豆腐ですが、従来の絹豆腐と栄養価に大差はなく、しっかりと豆腐の栄養を摂ることができます。

また、一般的な充填豆腐は、たんぱく質が均一につながった組織構造をしているため、調理時に加熱した際、ある温度で全体が一斉に柔らかくなるという特徴を持っています。

そのため、なめらかなのど越しで美味しく食べることができるのです。

最近では、パックの中に水が入っていない充填豆腐を、パックごと湯せんで温める方法が話題になっています。

この方法なら、煮崩れの心配もなく、豆腐の栄養や美味しさを確実に楽しむことができます。

 

なお、充填豆腐は、パッケージの表面には「絹」などと書かれていることも多いので、必ず裏側の栄養成分表の名称で「充填豆腐」と書かれていることを確認しましょう。

パックの中に水が張られておらず、容器いっぱいに豆腐が詰まっているものは、充填豆腐です。

便利で美味しい充填豆腐を、これからも食生活に取り入れていきましょう。