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ライフ整骨院の代田です!
「シェーグレン症候群」という病気を知っていますか?
あまり聞き慣れない病名かもしれませんが、子供から高齢の方まで、どの年代でも発症します。
また、女性が全体の9割以上を占め、圧倒的に女性に多い病気としても知られています。
日本でシェア症候群の患者数はおよそ7万人と言われていますが、身近な症状が多いことで見逃されているケースも多く、実際にはもっと多くの患者数になるとも考えられています。
【シェーグレン症候群とは】
シェーグレン症候群は、免疫のバランスが崩れることにより、涙や唾液を産生する涙腺や唾液腺などの臓器を攻撃し、ドライアイやドライマウスなどの症状を引き起こす病気です。
免疫の誤作動により、自分自身を攻撃してしまう自己免疫性疾患の一種で、涙腺や唾液腺のほか、全身の関節、肺、皮膚、消化管など、様々な部位にダメージが及ぶこともあります。
【シェーグレン症候群の症状】
代表的な症状は、ドライアイやドライマウスです。
しかし、これらの症状は、単なる一時的な症状としてとらえ、シェーグレン症候群だと思わず、治療することなく生活している人も多くいると言われています。
一方で、一部の人には生活に支障が出るほどのドライアイやドライマウスの症状が現れたり、目や口の乾燥以外にも、肺、皮膚、腎臓などに病変が現れることもあります。
・疲れやすい
・複数の関節や筋肉が痛む
・せきが出る
・手足のしびれ
などの症状を伴うこともあり、病状が重くなると、日常生活に支障をきたすようになります。
また、ドライアイやドライマウスと並んで、初期症状の一つとして、寒さや冷たい水などによって指先が青白くなる「レイノー現象」などが挙げられます。
シェーグレン症候群では、早めの段階で症状に気付き、正しい治療を始めることで、重症化を防ぐことができると言われています。
しかし、一方で、明確な原因や根本的に治す治療に関しては、現段階では解明されていない病気でもあります。
目や口が乾燥するのは、身近な症状としてどうしても見逃されやすいものですが、ひどく目や口が渇く時や、ドライアイやドライマウスの状態が長引く時には、シェーグレン症候群の可能性も視野に入れ、早めに対処することが大切です。