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ライフ整骨院の代田です!
人間は本来、鼻呼吸で新鮮な空気をたっぷりと体に取り入れます。
しかし、現代では8割以上の人が口呼吸ともいわれ、日常的に浅い呼吸をしている人が多いと言われています。
また、姿勢の悪さから、自然と呼吸が浅くなってしまっている人も多くいます。
さらに、現代ではパソコンやスマートフォンの普及によって、頭を下に下げる動作が増えました。
昼間は仕事でパソコンと長時間向き合い、家に帰ってからもスマホの画面をのぞき込む…。
このような生活を続けていると、常に頭が肩より前に出た状態でキープされ、首や肩だけでなく、背中の筋肉がこり固まってしまうことも少なくありません。
ストレートネックによる健康被害が問題になっていますが、ストレートネックの傾向がある人のほとんどが、背中のこりも同時に引き起こしているのです。
そして、背中のこりが慢性化すると、息苦しさの原因になることがあります。
また、スマホの操作時に背中を丸めて、肩が前に入り込んだ姿勢を続けていると、肺を圧迫し、自然と深い呼吸がしにくくなってしまいます。
このような背景からも、現代人は呼吸が浅い人が急増しているのです。
首や肩のこりは、マッサージやストレッチなどを取り入れている人も多いと思います。
では、背中のこりはどうでしょうか。
背中は自分で手が届きにくい部分なので、セルフケアに難しいイメージがあるかもしれません。
そんな時におすすめなのが、ボールを使った背中のこりほぐしです。
【ボールを使った背中のこりほぐし】
- ソフトボールのような、適度な柔らかさのボールを用意する。
- 床に仰向けに寝転がり、背中にボールを入れ、体重を傾けながら背中でボールを転がすようにして背中全体をほぐしていく。
ソフトボールなどを使えば、手の届かない背中でも、自分で簡単にケアすることができます。
背中には、背骨に沿って「肺兪(はいゆ)」・「心愈(しんゆ)」・「膈兪(かくゆ)」などのツボがあります。
このツボをボールを使って刺激することで、背中のこりを効率良くほぐすことができます。
背骨と肩甲骨の間を中心に、痛くない程度にボールを使ったケアをしていきましょう。
気持ちの良いところは、1カ所につき30秒間ほど、ゆっくりと体重をかけて丁寧にボールで押します。
くれぐれも、強く長く押しすぎないように注意してください。
背中のこりがほぐれると、姿勢が改善し、深い呼吸ができるようになります。
呼吸を意識して、なんとなく息苦しさを感じる時は、背中がこっている証拠かもしれません。
デスクワークやスマホを使う時間が長い人は特に、積極的に背中ケアを行っていきましょう。