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ライフ整骨院の代田です!
爪のトラブルの中でも特に多いのが、「二枚爪」です。
爪の構造は、実は3層になっていて、表面からそれぞれ
・トッププレート(背爪)
・ミドルプレート(中爪)
・アンダープレート(腹爪)
と呼ばれます。
これらの3層の爪が、背爪と中爪の間や、中爪と腹爪の間ではがれてしまうのが、二枚爪です。
二枚爪は、はがれた部分から爪が薄くなってしまったり、見た目もガタガタになって、決して美しい状態とはいえません。
何度も二枚爪を繰り返してしまう人は、二枚爪になりやすい何かしらの原因がある可能性が高いでしょう。
【二枚爪の原因】
乾燥
肌や髪が乾燥に弱いのと同じように、爪も乾燥することで大きなダメージを受けやすくなります。
例えば仕事や家事で水仕事をする機会が多い人、ネイルを頻繁にすることでリムーバーなどのネイル用品をよく使う人などは、爪の乾燥を進行させやすいと言えるでしょう。
爪が乾燥していると、少しの衝撃で二枚爪が起こりやすくなります。
冷え性の人は、血行不良による乾燥から、二枚爪になりやすい人として挙げられます。
栄養不足
爪の主成分はたんぱく質です。
そのため、毎日の食事から得られるたんぱく質が不足すると、健康な爪をつくる栄養が不足して爪が弱くなり、二枚爪の原因になりやすくなります。
そのほかにも、鉄分の不足により指先にある爪にまで栄養が行き届かなくなることや、ビタミン・ミネラルなどの栄養分の不足も爪の強化の妨げになると言われています。
爪切りの使用
実はこれが最も多い二枚爪の原因となっているかもしれません。
爪切りで爪を切ると、爪に大きな負担をかけてしまい、これを何度も繰り返すことで爪はどんどん傷んでいってしまいます。
ネイルサロンでは、爪切りは絶対に使いませんよね。
本来伸びた爪は、専用のやすり(ファイル)などで少しずつ削って短く整えていくのが理想です。
しかし、自宅でわざわざやすりで削るのは面倒と感じる人も多いでしょう。
爪切りを使用する際は、
・切れ味のよいものを使う(刃が古い爪切りは使わない)
・入浴後など爪が柔らかいタイミングで切る
・爪の真ん中から切らずに端から爪切りをあてていく
・爪が伸びすぎる前にこまめに長さを整える
などに気を付けて、できるだけ爪に負担のかからないように爪を切りましょう。
最近では、ストレスによる血流の悪化によって、二枚爪に悩む人が増えているとも言われています。
二枚爪を繰り返していると、爪がどんどん薄くなり、痛みを伴うトラブルにも発展してしまいますので、十分注意しましょう。