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夏こそ湯船につかろう!湯船で得られる4つの健康作用

暑くなってくると、入浴をシャワーだけで済ます人が増えます。

しかし、夏こそ湯船に浸かる習慣を続けることで、日々の疲れを効率良く改善し、夏バテに強い体づくりにも無理なくつなげることができます。

また、特にオフィスワークの人は、昼間の冷房冷えによって、全身の血流が悪くなってしまう可能性も。

湯船に浸かることで、冷房による冷えから体を守り、血流を促進して体の調子を整えることができます。

 

【湯船に浸かることで得られる健康作用】

血流の促進

湯船に浸かると、体が温まって血管が拡張し、血流が促進されます

近年、夏でも手足が冷たい夏冷えに悩まされる人も多く、夏こそ湯船にしっかりと浸かって、血流の悪化を防ぐことが大切です。

 

浮腫みの改善

夏の冷房による冷えや、運動不足などによって起こりやすくなる浮腫み。

湯船に浸かると、血流の促進による浮腫みの改善だけでなく、体に水圧がかかることで、手足などの末端に溜まった血液が心臓へと押し戻され、血流やリンパの流れをスムーズにしてくれます。

これを「静水圧作用」といい、湯船に浸かることで、効率良く浮腫みの予防改善の習慣が身に付きます。

 

清潔を保つ

汗を多くかく夏は、肌の表面だけでなく、毛穴に皮脂が詰まることで、肌荒れやかゆみなどの肌トラブルが起こりやすい季節です。

汗を洗い流そうと、ゴシゴシと強く洗ったり、シャワーを勢いよく肌にあてることは、肌に大きな負担がかかります。

体の表面の汚れはシャワーで落とし、湯船に浸かって毛穴に詰まった余分な皮脂を排出することで、肌を守りながら清潔を保つことができるようになります

 

疲労回復・リラックス効果

夏の暑さは、それだけで体力を奪います。

暑い季節は、特に激しい運動などをしていなくても、思っている以上に体が疲れやすくなります。

ぬるめの温度で湯船に浸かることで、疲労回復効果をアップさせ、心身ともにリラックスを促します。

また、湯船で体を温めることで、良質な睡眠にもつながり、結果的に体力が回復して夏バテ対策にもつながっていきます。

 

 

暑い時期に湯船に浸かると、さらに汗をかいて疲れそうなイメージがあるかもしれません。

しかし、お湯の温度は38度から40度、時間は10分前後の全身浴なら、汗をだらだらかいて疲れるような入浴にはなりません。

ついシャワーで済ませてしまいがちな夏のお風呂ですが、暑さで疲れ切った体にこそ、湯船に浸かる習慣が体調を整える要素の一つとなってくれるはずです。