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ガチガチな身体や心を効率よくほぐす2つのコツ

毎日の生活で、ストレスが溜まっていませんか?

長い間、頑張りすぎていませんか?

我慢を強いられることが多い現代社会で、日々のストレスが当たり前になり、自分がストレスを溜め込んでいることにも気付かない人が増えています。

ストレスを感じている間、体は緊張状態が保たれて、無意識のうちに力が入りっぱなしになり、特に体を動かしたわけでもないのに疲れたり、体のあちこちがこってしまったりするものです。

 

そんなガチガチな体をリラックスさせるコツは、

 

・重心を下に意識する。

・呼吸は吸うより吐くことを意識する。

 

この2点を日々意識することで、力を上手に抜けるようになります。

 

重心を下に意識する

精神的な不安や緊張は、体にも伝わり、体が戦闘態勢に入って重心が上へ上へと向きがちです。

肩が上がったり、首に力が入ったりすることで、こりや不調にもつながっていきます。

そんな時は、重心を下に意識するくせをつけましょう。

両足の裏を床や地面にべったりとつけるイメージで、5本の指、母指球(親指の付け根のふくらんだ部分)から小指球(小指のつけ根のふくらんだ部分)、かかとまで、足の裏全体で床や地面を感じましょう。

この時、両足は軽く開いて、お尻の穴をきゅっと締めるように立ちます。

しっかりと両足で立ったら、一度肩に力を入れて持ち上げ、一気に脱力して全身の力を抜きましょう。

最後に軽くあごを引いて目を閉じ、足の裏で地球を感じるように、下半身が重力で引っ張られるようなイメージで、重心をできるだけ下へと下げます。

家にいる時に裸足でこの練習を行うと、重心の下げ方が身に付き、体の緊張状態をほぐすのが上手になります。

 

呼吸は吸うより吐くことを意識する

緊張した時に気持ちを落ち着かせるため、深呼吸をした経験があると思います。

深呼吸ではつい「深く吸うこと」ばかりにとらわれがちですが、心身を緩めるには、「吐き出すこと」を意識する呼吸を取り入れるのが効果的です。

疲れた時に、はーっと声を出して大きなため息をつくことがありますが、あれが体や心の緊張をほぐすのにとても有効なのです。

一度、口から少しずつ、限界まで息を吐き出してみましょう。

すると、普段どれだけ息を吐かない呼吸をしているかが分かると思います。

しっかりと吐き出す呼吸によって、深く吸う呼吸が自然と身に付き、結果的に浅い呼吸を改善することにもつながります。

 

 

1日数回でも、これらの方法を意識して取り入れてみましょう。

重心を下げることや、息を吐き出す呼吸法が身に付けば、ストレスに強い体や心づくりにつながります。