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栄養不足や睡眠不足は白髪の元!自分で出来る白髪対策方法

加齢によって増えていく白髪の悩み…。

ある程度は仕方のないことだとしても、もし対策があるのならぜひ取り入れたい!と思う人も多いでしょう。

 

白髪については、まだ解明されていない部分も多くあります。

しかし、最近の研究によって、生活の中で行う白髪対策も、ある程度効果が期待できるということが分かってきています。

 

【自分でできる白髪対策】

メラニン色素の生成を助ける

毛髪のもととなる毛母細胞にある「毛母メラノサイト」が、メラニン色素の粒をつくり、毛髪細胞に届けることで、髪の毛は黒く保たれます。

ところが、毛母メラノサイトのはたらきが低下すると、メラニン色素の生成量が減少し、髪の毛は色が抜けた状態になります。

さらに最終的には、毛母メラノサイトそのものがなくなって、完全な白髪になってしまいます。

黒髪に必要なメラニン色素をつくるのには、銅イオンや、チロシンというアミノ酸の存在が重要です。

これらの成分が十分に毛髪細胞に届けられることで、いつまでも黒く若々しい髪の毛を保つことができると考えられています。

これらの成分を積極的に食事から補う(銅イオン…エビ、牡蠣、ホタルイカ、レバーなど)(チロシン…カツオ、しらす、高野豆腐、卵、チーズなど)ことで、白髪の予防につながります。。

 

過酸化水素を抑制する

さらに、白髪の原因となるのが、過酸化水素の存在です。

髪の毛をつくり出す毛包という場所で常に発生している過酸化水素ですが、若い時には体内の酵素のはたらきによって分解され、黒髪が保たれています。

しかし、加齢によって体内の酵素が減少すると、過酸化水素が蓄積されて白髪の発生の原因になると言われています。

これを抑制するには、抗酸化成分を食事で補うことが有効です。

体をさびつかせる活性酸素の存在は、髪の毛にとっても老化を進行させてしまうのです。

また、鉄分の摂取も、過酸化水素の抑制には欠かせません。

緑黄色野菜や大豆製品、レバーなどを摂ることで、過酸化水素を分解する酵素を増やすことができます。

 

 

また、髪の毛の成長や、色素成分の分泌を促すのに欠かせないのが、成長ホルモンです。

成長ホルモンの分泌を促すためにも、良質な睡眠をとることや、適度な運動習慣も大切です。

栄養不足や睡眠不足は、白髪のもと!

ぜひ自分でできる白髪対策も、早めに取り入れていきましょう。