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早寝早起きは必ずしも健康にいいわけではない!?

早寝早起きを、体に悪いと考える人は少ないと思います。

しかし、朝早くに目覚めてしまう早朝覚醒は、決して体に良い影響を与えるものではありません。

若者に比べ、お年寄りの方は、早起きのイメージが強いですよね。

朝早く起きて散歩をしたり、ゆっくりと料理をする、朝食をしっかりと食べるなどの習慣は、もちろん健康にも良いものです。

 

しかし、中には夜が明けないくらい早くに目覚めてしまい、その後眠れずに、昼間に強い眠気に襲われる、などと悩んでいる人も多いようです。

不眠症は老若男女問わず、全ての世代で見られますが、実は年齢が高くなるにつれて、寝付きが悪い入眠困難に悩む人よりも、途中で目覚める中途覚醒や、早く起きすぎてしまう早朝覚醒に悩む人の方が多くなっていきます。

 

高齢になるにつれて早く起きすぎてしまう人が増える原因には、まず、年齢とともに睡眠時間が短くなることが挙げられます。

人間の睡眠時間は、生後から徐々に短くなっていくのが普通です。

子供の頃は9時間や10時間は平気で眠れていたのに、大人になるにつれてそこまで長時間は眠れなくなってきますよね。

長く眠れるのは若い証拠などとも言われますが、実際年齢を重ねるごとに睡眠時間は短くなり、60~70代になると平均睡眠時間が6時間程度になります。

これに、早寝の習慣が加わることで、早朝覚醒が起こりやすくなってしまうのです。

やることもないから20時や21時に眠り始めると、6時間後の深夜2時や3時には、体が起きるモードにシフトし始めます。

 

つまり、必ずしも早く寝れば寝るほど良い、早く起きれば起きるほど良いというわけではないのです。

年齢に合った睡眠を考えることも、健康維持のためにとても大切なことです。

早朝覚醒の対策のためには、早く寝すぎないことも必要になってきます。

もちろん、高齢でも8時間ほど眠れる人もいます。

睡眠のサイクルには個人差があるので、まずは自分の睡眠を見直して、何時に寝て何時に起きるのが良いのか、改めて考えてみると良いでしょう。

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筋肉の緊張からくる頭痛、背骨の歪みからくる下半身の痛み、ストレスからくる肩こりや腰痛、股関節や膝の痛み、こういった症状が姿勢や筋肉に負担がかかり更に症状が悪化する。

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