ダイエットをしていると、なかなか食べられないのがパンだと思います。
パンには糖質が多く含まれ、カロリーも高いものが多いので、ダイエット中はできるだけ避けているという人も多いのではないでしょうか。
そんな中、カロリーを気にしている時でも食べやすいパンとして人気なのが、ベーグルです。
ベーグルはドーナツのようにリング状の形をしたパンで、原材料にバターや牛乳、卵を使用しないで作られるのが一般的です。
ベーグルはダイエット中でも食べられるパンとして話題となっていますが、他のパンとベーグルはどんなところが違うのでしょうか。
【ベーグルがダイエット中に選ばれる理由】
脂質が少ない
ベーグルはバターや牛乳、卵を使用していない分、他のパンと比べて脂質がかなり抑えられています。
バターや牛乳をたっぷり使ったパンは、美味しいけれどやはり脂質やカロリー高くなりやすいので、食べすぎはそのまま肥満につながります。
ベーグルはパンの中ではとても低脂質で、それでいて美味しく食べられるのが魅力です。
噛み応えがある
食べたことのある人はすぐに分かると思いますが、ベーグルは独特のもちもち感が魅力のパンです。
噛み応えがありしっかりと噛まなければ食べられないため、ベーグル一つでも十分な満腹感を得られ、食べ過ぎの防止につながります。
噛めば噛むほどベーグルの味わいを感じることができるので、ベーグルはゆっくりとよく噛んで食べることで、美味しく、さらにダイエット効果にもつながります。
GI値が低い
GI値とは、その食品を食べた後の血糖値の上がり方を数値化したものです。
GI値が高い食品は血糖値が急上昇しやすく、GI値が低い食品は食後の血糖値の上昇が緩やかで太りにくいとされています。
食パンのGI値が95なのに対し、ベーグルのGI値は75ということも、ダイエット中にベーグルが選ばれる理由の一つです。
さらに全粒粉やライ麦入りのベーグルを選ぶと、GI値はより低く抑えることができます。
このように、ベーグルには他のパンにはない魅力があります。
ただし、いくら脂質が低めとはいっても、決して低カロリーな食品ではありませんし、GI値も他のパンより低いというだけで、野菜などのように低GI食品とは言えないでしょう。
そのため何個もベーグルを食べてしまえば、やはり肥満につながってしまいます。
また、チョコやチーズが入っているベーグルや、肉やクリームがサンドされているベーグルもあります。
ベーグル=ダイエットではなく、ダイエット中に選ぶパンとして適しているという考え方をすることが大切です。