イモ類って、ほかの野菜に比べて、炭水化物だし太りやすいというイメージがありませんか?
しかし、イモ=太るというわけではありません。
むしろイモ類は、上手に取り入れれば、ダイエットの強い味方にもなる存在です。
【イモ類がダイエットの味方になる理由】
低カロリー
野菜の中では確かにカロリーの高いイモ類ですが、それでもイモ=高カロリーというわけではありません。
イモは実は、皆さんが思っているよりも低カロリーな食材です。
100グラムあたりのカロリーを見てみると、白米がおよそ170キロカロリーなのに対し、じゃがいもは約85キロカロリー、イモ類の中でもカロリーの高いさつまいもでも約140キロカロリーと、ご飯よりもカロリーが低いことが分かります。
食物繊維やビタミン類が豊富
イモ類には、食物繊維がたっぷりと含まれています。
特に、さつまいもに含まれる「ヤラピン」は、腸のぜん動運動を促し、効果的に便秘を改善してくれます。
また、白米にはあまり多くないビタミン類も、イモ類で補うことができます。
じゃがいもには、たんぱく質をエネルギーに変換するビタミンB6が含まれているので、筋肉をしっかりとつくりながら、脂肪燃焼をサポートしてくれます。
エネルギーに変換されやすい
確かにイモ類は糖質が多く含まれる野菜です。
しかし、イモ類の糖質は、血糖値が上がりにくく、エネルギーに変換されやすいのが特徴です。
もちろん食べ過ぎは良くありませんが、主食の白米をイモ類に変えることで、肥満の予防効果も期待できます。
さらに、ビタミンB群がエネルギー代謝を効率的にサポートするなど、イモ類は食べ方次第で、ダイエットの味方になる食材なのです。
太りやすいからとイモ類を避けていた人も、主食として置き換えたり、おかずのかさまし食材として使うことで、じゃがいももさつまいもも立派なダイエット食材になります。
また、イモ類を調理する際には、特に「蒸す」「焼く」などの方法がおすすめです。
イモ類はじっくりと火を通すことで、甘みが増し、満足度も高くなります。
揚げる、炒めるという方法だと、どうしてもカロリーは高くなりやすいので、ダイエット中に取り入れる際には、ぜひ蒸したり焼いたりして、イモ本来の美味しさを味わってみましょう。