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カフェインより多く含まれるコーヒーの注目成分とは!?

コーヒーを飲むとなんだかシャキッとして頑張れる!と感じる人は少なくないと思います。

毎朝必ずコーヒーを飲む習慣があったり、休憩時間にもコーヒーを飲んでリフレッシュできるという人も多いでしょう。

 

【コーヒーの注目成分「クロロゲン酸」】

コーヒーの成分といえば、真っ先にカフェインが浮かびますが、注目してほしいのは「クロロゲン酸」という成分です。

クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、優れた抗酸化作用を持っています。

コーヒーの苦みや香り、褐色のもととなっているのが、このクロロゲン酸です。

実はコーヒーには、カフェインよりもクロロゲン酸の方が多く含まれています。

コーヒーには、クロロゲン酸をはじめ様々なポリフェノールが豊富に含まれていることは、あまり知らない人も多いかもしれません。

 

【コーヒーポリフェノールの効果】

近年、様々な研究によって、コーヒーのがんや糖尿病、動脈硬化などへの予防効果が明らかになってきています。

その効果に、クロロゲン酸をはじめとするコーヒーポリフェノールが関係していると考えられているのです。

コーヒーの飲用により、活性酸素による体内の酸化が抑制され、健康や美容にも良い影響をもたらしてくれることが期待できます。

 

【クロロゲン酸の疲労回復効果】

また、クロロゲン酸には、体の疲れをとったり、気分をシャキッとさせるような疲労回復効果があります。

長時間頑張らなくてはならない日には、コーヒーを3時間ごとに飲むのがおすすめです。

クロロゲン酸の疲労回復効果は、2~3時間程度持続すると言われているので、一度に大量のコーヒーを飲むよりも、3時間ごとに少しずつ引用することで、抗酸化作用を長く持続させることができるようになります。

また、クロロゲン酸は、生豆に多く含まれていて、焙煎する時間が短いほど成分が失われにくいのが特徴です。

そのため、クロロゲン酸の効果を十分に得るには、インスタントコーヒーよりも、ドリップタイプのコーヒーを飲む方が、より高い効果が期待できるはずです。

さらに、エスプレッソやフレンチローストなどの深煎りより、浅煎りのコーヒーを選ぶのがおすすめです。

 

 

ただし、いくら抗酸化作用があるからといって、やはりコーヒーの飲み過ぎは、かえって体に負担をかけてしまうこともあります。

今日は頑張りたい!疲れが抜けなくて辛い!という時に、コーヒーのクロロゲン酸効果を上手に利用してみましょう。