脳の老化予防に役立つ脳トレ体操3選
何歳になっても自分の足で元気に歩くためには、日ごろから適度な運動をして筋力を衰えさせないことが大切です。
また、いつまでも若々しさを保てるように、毎日のスキンケアや紫外線予防など、見た目についてのケアも頑張っている人は多いでしょう。
では、脳はどうでしょうか?
どんなに体が元気でも、見た目が若々しくても、やはり脳の衰えは、日常生活に様々な影響を与えてしまうと思います。
歳をとるにつれて、物忘れが激しくなったり、ぼーっとすることが多くなる、認知症の症状が目立ち始めるなど、やはり脳の衰えを感じる機会は増えていくことでしょう。
そこで、筋力や肌への対策と同じように、脳の老化対策、ボケ予防に関しても、早いうちからどんどん取り入れていくことをおすすめします。
今回は、簡単な脳トレ体操を紹介していきたいと思います。
【ボケ予防に役立つ脳トレ体操】
1.指回し体操
①胸の前で、両手の5本の指をそれぞれ合わせる。
この時、指を自然に曲げてふっくらと丸い形を
描くようなイメージで、指同士をぴったりとくっつける。
②まずは親指から、親指同士が触れあわないように
くるくると指回しを行う。他の指は離さない
30秒間回したら、反対回しでもう30秒間行う。
③親指の次は人差し指、その次に中指と、全ての指を
1セットずつ回していく。指を回す時は
指でつくったふっくらとした丸い形が崩れないように
注意する。
2.1人じゃんけん体操
①胸の前で両手を向き合わせ、じゃんけんを行う
左右の手は同時に出して、後出しにならないようにする。
②まずは右手が勝つパターン(右手がグーで左手がチョキ
右手がチョキで左手がパー、右手がパーで左手がグー)
を順番に繰り返す。
③次に、左手が勝つパターン
(左手がグーで右手がチョキ、左手がチョキで右手がパー
左手がパーで右手がグー)を順番に繰り返す。
④慣れてきたらスピードを速くしたり、順番をランダム
にして行っても良い。適当にじゃんけんするのではなく
必ずどちらの手が勝つかを決めて行う。
3.手足のグーパー体操
①耳の横に両手を持ち上げ、肩の力を抜いて胸を開く。
この姿勢から、ぐっと強めにこぶしを握るようにグー
指先までしっかりと力を入れてパーの動きをリズム
よく繰り返す。
②次に床に両足を伸ばして座る。この姿勢から
つま先を伸ばすようにして、指を縮めていく。
ぐーっと足の甲が伸びたら、今度はつま先を手前に
引くようにかかとを立て、ひざ裏から足の裏まで
しっかりと伸ばす。この動きをリズムよく繰り返す。
どれも脳に良い刺激を与える簡単な体操です。
このほかにも、例えば声を出して本を音読してみたり、新しいことにチャレンジするなど、日ごろからできるだけ脳の刺激になるようなことを、積極的に取り入れていきましょう。