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「かかと」がガサガサになる原因と改善方法

冬になると、かかとがガサガサになってひび割れてしまう…という悩みはありませんか?

ひどいケースだと、かかとが硬いお餅のように深くひび割れて、歩く時に痛かったり、出血してしまうこともあります。

 

【かかとがガサガサになる原因】

 

1.乾燥

かかとがガサガサになったり、ひび割れてしまう主な原因は、ずばり乾燥です。

確かに、空気が乾燥している冬は、肌が乾燥しやすいのはイメージできると思います。

それでも、顔や体の部位に比べて、かかとは明らかにガサガサのレベルがひどい!と感じる人も多いでしょう。

実は、足の裏には、汗腺はありますが皮脂腺がありません。

そのため、皮脂が不足しがちで、乾燥しやすい部位なのです。

また、顔や体は念入りに保湿ケアをするものの、かかとのケアはあまりしないという人も多く、かかとは乾燥状態のまま放置されやすいのも、ガサガサやひび割れが悪化してしまう原因だと思います。

 

2.負荷や衝撃がかかる

かかとには、1日中体重の負荷がかかっています。

立っているだけでも、上から常に重みがかかり、歩いたり走ったり、ちょっとした移動でも、常に様々な衝撃にさらされているかかとは、どうしても角質層が分厚くなって、硬くなりやすいのが特徴です。

角質層が厚くなると、ターンオーバーに時間がかかって、古い角質が溜まりやすくなります。

また、靴の中でかかとの皮膚がこすれ、これも角質が厚くなったり、乾燥やひび割れの原因になります。

 

3.神経の滞り

体には無数の神経が存在します。その神経は筋肉と筋肉の間などに分布されて

いるのでその動きが悪くなると踵のひび割れなどにも影響してくるんです。

何も覚えがないのにかさつきやひび割れを感じる方は腰の痛みや足のしびれが

関係している可能性もあります。

 

【かかとのガサガサ改善方法】

顔や体と同じように、かかとも毎日しっかりと保湿ケアを行いましょう。

既にかかとのひび割れがひどい人は、普通のスキンケアでは、保湿成分が浸透せず、なかなか効果が現れないかもしれません。

そんな時には、重曹を使ったかかとのケアをプラスしてみましょう。

まず洗面器にぬるま湯を入れ、食用の重曹を小さじ2杯程度しっかりと溶かします。

その中に足を直接入れて15分ほどじっくりと浸すと、足の角質が落ちやすくなって、ガサガサかかとの解消が期待できます。

かかとの角質が硬いまま、無理やり除去しようとすると、かえってかかとへのダメージを増やしてしまう恐れがあります。

かかとの角質を柔らかくしてから、優しく角質除去を行ってください。

足湯の後は、尿素入りのクリームなどで、足全体をしっかりと保湿します。

丁寧な保湿ケアで、かかとのガサガサも徐々に改善していくはずです。

根気よく続けてみましょう。