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覚えておきたい二日酔いに聞く食べ物ベスト4!

最近は例年のような大人数が集まるや新年会や飲み会は、あまり開催されないことでしょう。

それでも、たまには普段よりも多くお酒を飲んだりして、二日酔いに悩む日が1日や2日はあるかもしれません。

そこで、二日酔いに効く食べ物を紹介していきましょう。

 

【二日酔いに効く食べ物】

 

1.しじみ

しじみは、二日酔いに効く食べ物の代表格です。

肝機能を高めるはたらきに優れ、二日酔いの予防・改善に効く成分として有名なのが「オルニチン」です。

しじみには、このオルニチンが豊富に含まれています。

他にもしじみには、肝臓のはたらきをサポートする効果が期待できる「ビタミンB12」や「メチオニン」、解毒作用を高める「タウリン」、疲労回復を早める「グリコーゲン」、アルコールを分解する酵素のはたらきを高める「アラニン」や「グルタミン」など、様々な栄養素が含まれます。

特にしじみの味噌汁にして食べることで、味噌に含まれる「コリン」という成分と併せて二日酔いに効き、しじみをさらっと食べやすくもなるのでおすすめです。

 

2.柿

柿に含まれる果糖には、肝臓の代謝機能を高める効果が期待できます。

また、柿に含まれる「カタラーゼ」という酵素と豊富な「ビタミンC」も、二日酔いのもととなるセトアルデヒドの分解を促進させます。

柿の皮に多い「タンニン」は、アセトアルデヒドと結合して体外に排出されるため、二日酔いの辛い症状を早めに改善するのに役立ちます。

また、タンニンは胃粘膜に作用してアルコールを吸収しにくくする効果もあると言われているため、柿は二日酔いの予防効果も期待できる果物です。

 

3.アロエ

アロエの主成分であるアロエチンには解毒作用があり、肝臓の解毒作用を活性化させるのに役立ちます。

また、アロエにはほかにもアルコールの分解に必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸などを多く含むため、肝臓の代謝機能を促進してアルコールの分解を促します。

アロエヨーグルトを食べると、アロエの二日酔い解消効果に加えてアルコールで乱れた腸内環境を整えることができます。

 

4.梅干し

梅干しには、お酒を飲みすぎて荒れた胃腸の粘膜を保護するはたらきがあるほか、アルコールの摂取で酸性に傾いた血液のpHバランスを、酸性の梅干しを食べることで弱アルカリ性に変えて二日酔いの回復を後押ししてくれるなどの効果があります。

また、梅干しに含まれる「ピクリン酸」には、肝臓を活性化させる効果が期待できます。

 

 

まず大切なのは、翌日に二日酔いを持ち越すようなお酒の飲み方はしないことですね。

そのうえで、二日酔いになってしまった時には、ぜひ二日酔いに効く食べ物を意識して、回復に役立ててみてください。