ストレスで肌荒れを起こした経験はありませんか?
ストレスで肌荒れは起こるのか?という疑問ですが
答えはもちろんイエスです。
ストレスによる肌荒れは、決して勘違いなどではありません。
むしろ肌荒れが起きてしまうほど、体がストレスに苦しめられているというサインでもあります。
ストレスを感じると、交感神経が過度に緊張した状態が続き、自律神経のバランスが乱れます。
私たち人間は、昼間は交感神経が優位になって活動し、夜間は副交感神経に切り替わることで
体が自然と休息モードになる仕組みが備わっています。
強いストレスがかかったり、長期間ストレス状態にさらされているとこの自律神経の切り替えがうまくできなくなり、休まるはずの時間まで交感神経がはたらき続ける結果、眠れない、眠りが浅い、食欲がない、頭痛、めまいや動悸、腹痛、便秘や下痢など、様々な不調が現れてしまうのです。
さらに、交感神経の緊張状態は、免疫力の低下にもつながります。
これらの要素によって、肌荒れが起こり、その肌トラブルがなかなか治らないことで
よりストレスが増していくという悪循環も起こってしまいます。
ストレスを感じずに、また、全てのストレスをその日のうちに解消できたら
肌荒れのリスクも低下するでしょう。
しかし、簡単にそれができないから、ストレスなのです。
かといってこの状態をそのまま放置していても、肌荒れは良くなるどころか、どんどん悪化していってしまいます。
まずは、交感神経を副交感神経にしっかりと切り替えることが大切です。
ストレス肌荒れを防ぐ『ぼーっとする方法』
早く寝ようと思い布団に入っても、交感神経が優位のままだと、なかなか寝付けずに、むしろストレスを増やしてしまうことになりかねません。
そこで、布団に入る前に約5分間、寝転がって天井を見つめてみましょう。
この時、全身の力を抜いてリラックスをし、人目を気にせず大の字に仰向けに寝転がって、ただただ天井をぼーっと見続けるのがコツです。
あれこれ考えずに、できるだけ無駄な時間を過ごしてみてください。
この5分間で頭を真っ白にすることで、副交感神経に切り替わり、寝付きも良くなる効果が期待できます。
布団に入ってからこれを行うよりも、別の部屋でしっかりと頭を真っ白にしてから、寝る体勢に入るのがおすすめです。
このメリハリをつけることで、布団は寝る場所だと認識させる効果が高まります。
意外と、ぼーっと過ごすのって難しいですよね。
寝転がって天井を見つめる、この簡単な行動で、副交感神経を優位にさせて、ストレスを上手に解消できる生活に近付けることができるかもしれません。