美肌は、女性の永遠の憧れであり、やはり肌が荒れたり、シミやシワが増えてしまったり、自分の思う美肌の状態が維持できないと、気持ちも落ち込んでしまうものです。
美肌のために食事や睡眠、生活習慣をより良いものにしたり、スキンケアに励んだりと、たくさんの努力をしている人も多いでしょう。
いくつになっても肌がきれいな人は、やはり他人に美しい印象を与えやすいのは事実です。
しかし、あまりに「美肌」という固定概念にとらわれすぎると、かえってそれが肌のために良くないことにつながる恐れがあります。
例えば、色が白ければ白いほど美肌というイメージがありますが、本当にそうでしょうか。
美白に憧れる女性はとても多いですが、実は肌の美しさを決める要素に、肌の白さはそれほど重要ではありません。
美白が美しいとされるのは、しっかりと紫外線対策を行い、肌を守ることができた結果によるものという要素がとても大きいのです。
そのため、ただただ肌の白さ場狩りを追及したところで、美肌に近付けるかというと、そうではありません。
紫外線から肌を守ることで、日焼けを防ぐだけでなく、紫外線による肌の老化を防ぐことができる、これが将来的に自分の美肌につながるというわけです。
美肌の条件としては、肌の白さよりも、
・うるおい感
・ハリ
・弾力感
・なめらかさ
・透明感
などが挙げられます。
やはり、肌のうるおいをいかにキープできるかで、様々な肌トラブルの改善にもつながっていきます。
うるおいのある肌は、自然とハリやなめらかさ、弾力感などもついてくるため、美白にこだわるよりはとにかくうるおい感にこだわった方が、美肌への近道といえるでしょう。
また、肌の白さを気にするよりも、血色の良い透明感のある状態を目指しましょう。
肌のすぐ下には毛細血管が張り巡らされており、血液の循環が良いと、顔色が明るくなって健康的に見えます。
また、血流が良いということは、隅々まで栄養が届きやすい状態が保てていることになるため、これがトラブルの少ない美肌づくりにつながっていきます。
あなたにとって、本当の「美肌」って何ですか?
何が本当の美肌につながるのか、どんな肌を目指したいのか、改めて考えてみてください。
なんとなくの美肌を目指すよりも、目的を持って美肌の維持に励む方が、日々の努力も結果に反映されやすいはずです。
美肌のためにできること、まずは本当の美肌を考えることから始めてみましょう。