たくさんの野菜が摂れる鍋料理も良いですが、普段の白いご飯を、具だくさんの混ぜご飯にして、栄養価をアップさせるのもおすすめです。
考え方によっては、ご飯はダイエットの敵と誤解されることも多いですが、お米だけで太る人はそう多くないはずです。
一度に大盛りのご飯を何倍も食べない限り、ご飯が肥満や病気の主な原因になることは考えにくく、むしろご飯を完全に食生活から排除することで、栄養不足に陥るリスクの方が高くなるかもしれません。
白米にももちろん栄養は含まれますが、白米を玄米や雑穀米にしたり、さらに混ぜご飯にして食べることで、ご飯だけでも様々な栄養を摂取できる便利メニューに変身します。
また、具材を多く入れることで、ご飯自体の食べる量を減らしつつ、満腹感を促す効果もあります。
混ぜご飯を上手に食生活に取り入れれば、毎日の健康や美容に役立てることができるはずです。
【健康や美容に役立つ混ぜご飯のポイント】
1.玄米や雑穀米を使う
ご飯をしっかり食べる時は、やはり白米よりも、玄米や雑穀米を取り入れるのがおすすめです。
糖質の摂取量を抑えながら、白米にはないプラスアルファの栄養も無理なく摂取することができます。
やっぱり味は白米が1番美味しい、玄米の味が苦手という人も、混ぜご飯にすることで、栄養価の高いお米を美味しく食べることができるようになります。
2.食物繊維やたんぱく質の多い食材を使う
混ぜご飯の具材として特におすすめなのが、
・きのこ類、ひじき、わかめ、切り干し大根、枝豆、大豆、小松菜、にんじん、ごぼう、大葉などの食物繊維が豊富な食材
・鶏肉、鮭、魚の水煮缶、ちりめんじゃこ、卵、チーズ、ごまなどのたんぱく質が豊富な食材
などです。
また、色々な食材を組み合わせることで、味の変化を楽しむこともでき、飽きません。
3.味付けは薄味にする
混ぜご飯は、炊き込みご飯よりも薄味で美味しく、簡単に調理できるのも魅力の一つです。
あらかじめ具材に味をつけておき、ご飯に混ぜてからはあまり調味料をたくさん足さないようにしましょう。
うま味の強い食材や、噛み応えのある食材を多く使うことでも、薄味でも食べ応えのある、美味しい混ぜご飯が出来上がります。
混ぜご飯は、炊き込みご飯よりもテクニックいらずで、誰でも簡単に美味しく作ることができる料理だと思います。
ただし、美味しいからといって、食べ過ぎには注意してください。
アレンジ次第で、自分の悩みに合った混ぜご飯を定番化させることもできると思うので、ぜひ楽しみながら、色々な混ぜご飯を考えて作ってみてください。